富岡西、愛知県の強豪校・東邦相手によく頑張って戦ったね。すごかった!
まさかこんなに接戦になるとは思わなかったので、1回から最終回までずーっと手汗だらだらで観戦していた。
富岡西の皆さん、お疲れ様でした。いい試合を観せていただきありがとうございます。今晩はしっかり体を休めてくださいましm(_ _)m
出羽島アート展プレイベントってのをやってて、牟岐港から出る船に乗って見に行ってきた。
(2019年3月23日 土曜日~2019年3月31日 日曜日 午前9時~午後15時まで。チケット販売は船の出港時間の都合で13時半まで)
おそらく特別に開放されているであろう、駐車場に停めさせてもらう。(駐車料金はおどろきの無料だ)
牟岐港(船乗り場)でチケット(往復チケット+アート展)を1000円で購入し、船に乗り込む。前回より人数が多く、若い人が多い印象だ。
チケットと一緒にもらった地図。こういう地図ってテンション上がるよね。
また前回は釣り人たちでごった返していた甲板に座れた。寒いけど、こっちのほうが船に乗ってる感が強くていいね。
15分くらいで到着。
前回は身内を迎える島の人たちを自分の出迎えと勘違いしたが、今回はイベント初日。間違いなく俺らを出迎えてくれる人たちがいた。
船を降りるなり、いきなり開会式がはじまった。凄まじいテンポでおじさんたちの挨拶が進んでいき、瞬く間にテープカットという運びとなった。
開会式終了直後に外国人二人組が弾き語りをはじめたので、最後まで聴く。何の曲かはわからなかったが、めちゃくちゃ格好良かった。
とりあえずぶらついてみるが、まだ時刻は9時前で開会式は済んだもののイベント自体は始まっていなかった。うろうろ。
前に断念した出羽島燈台を目指して歩いてみた。
前回は真夏で脱水症状と驚くほど巨大な蜘蛛に阻まれてリタイアしたとこを越え、長く続く山道?を登った。
20分ほど歩いただろうか。
ようやくたどり着きました、頂上付近。
謎の建物を横目に、さらに奥へと進むと……。
見えた! 燈台だ!
他に何があるってわけじゃないが、なかなか綺麗な景色が眺められる。(※ただし、燈台には入れない!)
降りてきたときに島のおじいさんに「燈台に行ってきました!」といってめちゃくちゃ褒めてもらって元気回復。他にも何人かに褒めてもらい、ご機嫌でアート展へ。
アート展と言っても、別にこじゃれた建物で行われるわけじゃない。島のいたるところで、あちこちで灯籠を目印に置いている民家や施設でそれぞれ展示しているのだ。
パッチワークキルト
こういうの見てると心底すごいなと思う。
家庭科の授業で50分間ずーっと針に糸が通せず居残りになったくらい不器用な俺からすれば、何が何だかわからないくらいすごい。
よくわからないけど、布を縫い合わせていろいろ技術を使ってあるアレなんでしょ?
とてもじゃないが、真似ができないね。
異文化との交流ワークショップ
ちょいちょい覗いてみたんだけど、子どもたちが楽しそうにラッセルさんたちと遊んでいて良い雰囲気だった。
さすがに邪魔しちゃ悪いと思って、あとは遠目に眺めておしまい。
絵地図・絵画
写真展
居酒屋と書かれた提灯が目印の写真展。
ここには特に癒やされたね。県外から出羽島に移住して20年以上のカメラマンと近所のおじいさんと看板犬ちゃーさんが出迎えてくれた。
今はもう見ることの出来ない出羽島のかつての姿をおさめた写真なども展示しており、カメラマンから直接お話を聞くことが出来る。
また、写真展とは一切関係ないんだけど、近所のおじいさんからは出羽島の伝統っぽい話を聞くことが出来たので書き記しておこう。
昔は自分が釣り上げた魚をこの写真のような木彫りで残しておく風習があったらしい。どう考えても釣り上げる以上に木彫りで作るほうが難しそうだ。
また上の写真の中央部に見える魚を模したものは、シイラなどをおびき寄せるために使っていた実際の道具だそうだ。
手作りのこういうカードっぽいのを貰ったんだけど、こういうのも嬉しいよね。(コレクター気質充分に備えているため、こういうのはきちんと保存するタイプです)
かずら工芸むぎ笛展
ガリ版体験ワークショップ
体験させてもらえばよかったんだけど、結局せずじまい。。。
でも、オシャレな絵葉書を2枚購入させてもらった。
その際に坂本秀童さん(研究家)からガリ版についての話を聞かせてもらえた。
何でもガリ版に使う専用の用紙は現在製造されておらず、デッドストック品を使うしかないようだ。またガリ版を用いる印刷技術はシンプルだが、それゆえに奥深いことを教えてもらった。
その他、諸々の出羽島の景色
これらは完全にアート展用に展示された作品だ。多分「牟岐かかしの会」による展示。
とくに3枚目の女の子に関しては130センチくらいあって、なかなかの存在感がある。夕暮れ時にぽつんと立つ様は夕闇通り探検隊的で怖いんじゃないかな。
前回来たときに見た記憶がない。
国指定天然記念物「出羽島大池のシラタマモ」。牟岐町のホームページによれば、「シラタマモの原産地としては、北アフリカのリビア、インド洋上のモーリシャス、太平洋上のニューカレドニアと、日本では出羽島」で見られる藻のようだ。1億4000年前から存在しているらしく、生きた化石と呼ばれているみたい。
わかりにくいけど、ウツボやカサゴ?などこの辺りでとれたと思わしき魚たち。
大好きな番組「無人島生活」ではお馴染みのウツボだけど、まだ食ったこと無いんだよな。いつか食いたいね。
出羽島の天草(てんぐさ)で出来た麺。その名も天草麺。
これ売ってるお店が島内にあってね、買おうと思ってたんだけど忘れちゃった。。。どうやらネットで買えるっぽいけど、どうかしら。ヘルシーな麺だそうだ。
観栄寺。多分前回来た時には存在すら気づけてなかったと思う。
狭い島内で軽く迷子になって、墓場を通り抜けさせてもらったら偶然見つけた。
出羽島で車といえば、自転車かこの手押し車。
この自販機にピンと来た方は、相当すごい。
この自販機こそ昨夏瀕死の俺をどん底に突き落としてくれた魔の自販機である。
帰りの船が出るまで少しの間、寝転がらせてくれた海岸沿いのベッド。
この記事のほとんどはここで寝そべりながらスマホに打ち込んで書いたのだ。
燈台に向かう途中に見つけたキノコ。にんじんのように見える。
調べてみたら、多分ヒイロタケ(緋色茸)のようで食べるのには適してないみたい。
何となく眺めてて、変な雲が空を覆いはじめた。
こりゃ雨が降るかもしれん。そうなると船でしか島の外に出られない現状はおっかないな。
と思ったので予定より1本早い便で帰ることに決めた。この晴れ男、雨には非常に敏感なのである。
今回は前回以上に島の人と話が出来て楽しかった。
とくにおじいさん、おばあさんたちと話せたのが良かったな。(出羽島の人たちはめちゃくちゃ褒めてくれるので嬉しい)
また気分が落ち込んだら、この島に逃げ込んでやろうと密かに思いつつ、帰りの船に乗り込む俺であった。