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【日本のさくら名所100選】昼食後に西部公園でまったりのんびり散歩闊歩うろうろ【でも咲いてない】

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昼食後、腹ごなしに散歩をしようと西部公園に向かった。

西部公園は前にも一度訪れて、このブログでも紹介済の心霊スポット扱いされてるスポットであり、また桜の名所でもある。

もっともこの記事を書いてる段階(3月16日)では、まったく桜が咲いている様子は見えなかったけどね。(花見の季節なら、のんびり西部公園を散歩をするのは困難だろうなと思う)

駐車場に車を停め、降りるなり猫の気配を感じた。こりゃ近くの植え込みから猫を感じますわい。とひとりブツブツ言いながら覗きこんでみると、

いた。

前回にも遭遇した子かもな。元気そうでなによりだ。こういう可愛い再会は嬉しいな。いきなりテンション上がる。

この再会により前回の記憶がよみがえってきた。そうだ、前回は全然知らないおじさんと意気投合して、40分ほど立ち話してムカゴの見つけ方などを教えて貰ったんだっけな。

で、気配は感じなかったが、植え込みやわき水の影を覗きこみながら、おじさんを探してみた。しかし、案の定おじさんは見つからなかった。(別のおじさんと軽く話した)

そうだ、前回はまだ季節的に俺の天敵ジョロウグモやらコガネグモやらがわんさといて、いけなかったところがあったな。

まずはドイツ兵の墓。

徳島県はホントにドイツと関わりが深い。(とくに鳴門市板東ね。ちなみにここは徳島市)比較的性格が穏やかな県民性らしいから、外国の人も受け入れられるタイプが多かったのかね。(田舎特有の排他的もないとは言えないけどね)

それから階段。この上にも行ってないな。階段イップスで特に昇りの階段が怖い俺。何か後ろに体が引っ張られるような感覚に苛まれて、昇る際にカクカクなってしまうのだ。

だから、極力階段は昇りたくない。

が、今回の俺は少し違う。何故ならイップスを少しだけ克服した感じがするからだ。方法はいずれ紹介するが、その方法によってバランスを鍛え、さらに体幹を鍛えたことで少し苦手意識が和らいでいたのである。

よし、昇るぞ。

意気込んで昇りはじめる。

最初は順調だったんだけど、思わぬ事態でイップス発動。

階段の幅がまちまち問題。。。

幅が微妙に異なるため、違和感をおぼえて変に段を意識してしまい、イップス復活。

とはいえ、手すりがあるから大丈夫。

昇りきると大きな碑というか、お墓かな。

歴史を知らない、由来を知らないから、自分が今どこにいて、何の前に立って、向かい合っているのかわからない。

無知の知は大事だけれども、無知の知どまりじゃ成長がない。だから、帰ってきて少しだけ調べてみた。

どうやら元々戦没者のお墓として管理をされていたところに、後で公園を作ったっぽい。

ここからは完全に推測だけど、多分戦争で亡くなった方たちに桜を見せてあげようという心意気から、たくさん桜の木を植えたんだろう。毎年のように綺麗な桜が満開になり、たくさんの人たちが花見に訪れるようになり、とても賑やかになる。花見する姿を見せ、「みなさんが繋げてくれた今、日本は平和に過ごせていますよ」と慰める意味もあったんじゃないかなんて思った。

そんなこんなで日本のさくら名所100選に選ばれましたよ、みたいなことなんだろう。何しろ500本ものソメイヨシノが植わっているくらいだからね。そりゃ選ばれますよってー話ですわな。

ちなみに小学2年生くらいのときに家族でここに花見に来てるはずなんだ。

うっすら記憶があって、へべれけの知らないおじさんたちを「ああいう大人になりたくないな」って思ってた。残念ながら、そんなおじさんみたいな大人になってしまっているんだけど、人生とはままならないものだ。

少し落ち込みながら駐車場に向かっていると、遠目に猫の気配を感じ、駆け寄ってみた。

こういうときは猫に慰めてもらうのが一番だ。

だが、猫だと思ったのは、ただのゴミを詰めた黒い袋だった。

誰だ、こんなところにゴミ捨てたのは……。

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