鯛の一夜干しが1枚180円で売られてるし、刺身の盛り合わせみたいなの(厳密には海鮮丼のネタ)がパンパンに入って380円だし、「めちゃくちゃ良い品がめちゃくちゃお買い得やん」と感動した。
他にも様々な干物であるとか、魚介の加工品であるとか、地元でとれた新鮮な野菜であるとか、とにかく鮮度抜群の食材が1ヶ所に集まっている印象だ。
とりたててイベントをしているわけでもないのに、お客さんが多いのはシンプルに「良い品揃えで良い買い物が出来るから」だろう。
あまりに感動しすぎて買いすぎたら大変なので、興奮する自分を律して本当に今晩食べきれるくらいの魚を購入。
ご機嫌な俺はさらにうろうろ。すると、なんとネコの像を発見した。
なる駅長の像
なる駅長と聞き、ふいによみがえる記憶。
言われてみれば何年か前に新聞で読んだかニュースで見たかして知ったような……。像のすぐそばに貼ってあった紙に書かれていたものを、若干の変更(漢数字をアラビア数字に替える程度)を交えつつ載せておく。
きたなだ 海の駅 なる駅長 石像付近の貼り紙より引用
きたなだの海の駅 なる駅長
2015年9月2日、体の骨がくっきり分かるほどやせ細った状態の雄の野良猫を裏の堤防で漁協職員が保護しました。
病院で診察を受け、職員が栄養のある食事を与えたところ、2キロしかなかった体重も6.5キロまで回復しました。
鳴門の猫ということで「なる」と呼ばれ出し、施設の看板猫になりました。
2016年3月1日、水産事業の振興と発展のために駅長として任命証を交付され、人なつっこい性格で、職員やお客様のアイドルとなっていきました。
約2年間、駅長として仕事をこなし、お客様に愛される存在となっていましたが、2017年11月頃、体調を崩し、病院であらゆる治療をほどこしましたが、2018年1月23日に永眠しました。
2018年4月6日、「なる」の功績に感謝し、「いつまでも、きたなだ海の駅を見守っていてほしい」という願いも込めて、生前「なる」がお気に入りの場所に石像を建立しました。
皆様、生前同様「なる」と一緒に写真を撮ったり、頭も撫でてあげて下さいね。
職員一同
撫でて良いらしいので撫でる。北灘を盛り上げてくれてありがとなー。
生きてる間に会いたかったけど。。。