これは前回にも説明したように、山岳信仰の方たちが修行に使うような厳しいコース。洞窟があったり、目的である「おくさり場(連なる鎖をつたって岩肌を登る)」があったりするのだ。
何しろマーは俺より体力があるし、筋トレに余念がない元バスケ部だ。(俺は、ソフトボール部やサッカー部に所属したものの、練習をせず試合だけ出ていたインスタント運動部だ)
まず前回も立ち寄った不動の窟に向かう。前回は雪が積もっていたため、今回は道中もやや雰囲気が異なるように見えた。
ルートとしては、一度刀掛けの松まで進み、そこから左手方向「行場コース」に入っていく感じだ。