
たっぷり乗った豚肉。これがまあ甘辛く、ご飯ものを本能レベルで欲しがらせる魔性の味付け。さらに豚そのものの甘さも相まって威力抜群だ。
麺は細めで俺好み。じんわり染み入るような味わいのスープとよく絡み、するするゾゾゾゾ箸が進む。
「こりゃ(大)にすりゃ良かった」と後悔したこと以外は大満足な逸品だった。
このラーメンなら自信持って「あそこのラーメンは旨いよ」と紹介出来るね。
言い訳っぽい本音

あと一応俺のプライド、沽券に関わるから書いておくが、俺は「自分のお客さんだから良く書いておこう」とは一切思わない人間だ。
これは何に対しても同じで、例えば大好きな歌手であれ芸人であれ作家であれ、もし「何だこれ」「あれ? つまんねえぞ」「良くないな」と思ったら絶対に褒めない。
それは、リスペクトは盲目的に崇拝し心酔することではないと思うからだ。憧れ、尊敬する相手を甘やかすことは、その相手に対する冒涜だ。
良いものは良い。
ダメなものはダメ。
たとえ俺以外の全人類に流行っていても、俺が「いや、全然ダメだ」と思ったら絶対に褒めないし認めない。「全人類、変わってるなあ」と思うだけだろう。
さて、これだけ書いとけば忖度しない男だと信じてもらえるかな笑
それだけ、ひろっちゃんのラーメンは俺の口に合った美味しいラーメンだったのだ。仮にうちのお客さんじゃなくても、この評価は変わらないことを約束しよう。
中華そば ひろっちゃん
ぜひ徳島県にお寄りの際は空港からも近いのでどうぞよしなに。