我が愛機PENTAX K-5。通称ペン太。
HOLGAのトイカメラ風に写せる愉快なレンズを装備。愉快なレンズを手に入れたら、とくに用事がなくても外に飛び出したくなるものだ。
被写体ターゲットは、目に映るものすべて。手当り次第撮って撮って撮りまくる。トイカメラ風だからこその不規則なブレ、ボケに自由自在に振り回され、心ゆくまで楽しむが吉だ。
とりあえず出掛けた先は、文化の森(徳島県立図書館などがある一帯)だった。
ここならば何度も来ているし、何度も撮影している。だから、いつものレンズと新たなレンズの違いにも気付ける。
それに高確率で猫に遭遇できるネコネコスポットだから、そういう楽しみもあるのだ。何とワクワクすることだろう。
手当り次第撮っていく。いつものようにイチイチ撮ったものは確認しない。見返さない。
じゃじゃ馬のようなワガママ気ままなレンズだから、どんな風に撮れているのかと思っていたが、悪くないじゃないか。
特にこの日は秋晴れの素晴らしい天気だったので、光と影のコントラストがクッキリしていた。
かすか~にボケちゃったけど、これも「味」ってことで笑
バラを撮りたかったんだけど、後ろの雑草にピントが合っちゃってるな。。。
何故か文化の森の公園には、船が年がら年中展示されている。屋根や壁のあるところにあるため、入ってくる光が限られているから少し暗めだな。
植物、主に木を撮ってみると、何となく「それっぽい」雰囲気のが撮れる。ってことは、もっと腕を上げれば凄いのが撮れるかもしれないな。
同じ空の青さでも、撮るたびに少しずつ雰囲気が変わっていく。この辺の気まぐれな感じがこのレンズの面白みだろうか。
「きっと公園に遊びに来た子どもが一生懸命集めて置いてったんだろうな」と想像させるのがあったので撮ってみた。あくまで何となくシャッターを切ったが、それなりに何かしらの意味を含んだような写真になった。(気のせい?)
ほぼほぼ同じところから撮った風景も、明るさや色味の具合いが異なる。
橋の手すりの金属感だけが浮かび上がっちゃった笑
そして、「今日は猫が全然いないなあ」と落ち込んでいたら、前回同様最後の最後、駐車場付近で発見!! この子はいつもこの辺りにいてくれる黒猫さん。
ありがとう、ありがとうと思いながら写真をパシャパシャ撮った。
うん、かなり楽しいレンズだ。コイツを装備した状態で、あちこち訪れて名所を改めて撮り直してみるというのも悪くなさそうだな。