三好 徳島県民による徳島観光 県西部 祖谷 自然・景色

【祖谷】雲海を目指して早朝に独り山道ドライブしていく話【雲海】

投稿日:2019年12月8日 更新日:

ガタガタと車を走らせること20分。
我が愛車・鉄の棺桶2号は、俺を乗せてドンドン進み続けていた。

※画像はイメージです※

道は一本道。迷いようもなく、ただ前進あるのみ。あとは対向車が現れないのを願うばかり。

ガタガタ。ゴトゴト。

幸い対向車が現れることなく、少し広めの通りに出た。見覚えのある道だ。

そこは、数十分前に登り始めた道だった。

そう、一か八かの勝負に出た俺は、目的地まで残り200メートルというところまで近づきながら、あろうことか「変な山道を選び進んで、元来た道に降りてくる」という大失敗をしでかしたのである。

時刻は朝7時20分。今から再び目指せば、ギリギリ間に合わないでもない感じがした。

だが、猛烈に眠いのと、猛烈に空腹なのと、猛烈に「山道を無駄に走った」ことに対するショックが大きすぎて心がへし折れてしまった。(おまけに風邪の悪化による悪寒が始まっており、帰宅後熱を計ったら38℃を余裕で超えていた笑)

「よし、もう帰ろう」

諦めて、しょぼくれて帰路に立つ俺。でも、骨折り損のくたびれもうけな結果は、そう珍しいことではない。ブログでは、省略して書かないだけで何回もあった。

しかし、どこで道を間違えたのだろう。

そんな風にぼんやり考えつつ、山を降りるために車を走らせていると、

「あっ!」

雲海とまでは言えないまでも、それなりに「雲海の浅瀬」みたいな景色の見えるところに出てきた。

ガチ雲海を期待してただけに、ボリューム不足は否めない。だけど、しょぼくれた俺の気持ちを癒してくれた景色である。

「次こそガチ雲海見てやる!」と言う気持ちにさせてくれた。

次回は靄(もや)っぽいのではなく、もっさりふわふわした雲海をお届け出来るように頑張るぞ(`・ω・´)ゞ

-三好, 徳島県民による徳島観光, 県西部, 祖谷, 自然・景色

Copyright© 週刊トクシマ , 2024 All Rights Reserved.