※家族が買ってきてくれた、「日替わり弁当」が信じられないくらい旨かったので緊急で記事書いてます。緊急で書いた記事を、1カ月後にアップロードしている馬鹿者は俺です。
まず、見てつかさい。

この鶏の唐揚げや卵焼きなどが入りまくったボリューム。メインを彩る野菜を軸にした副菜たち。そして、ほどよい分量のご飯。
これだけの量が詰まって、600円。
食べる前から満足感が満たされますな。

作ったのは、カレー屋つづき さんね。覚えておこう。
さっそくいただきます!

まず食べたのが、じゃがいもの煮物?
これが、絶妙な煮方で舌触りも歯触りも優しく、なめらか。しっかり均等に出汁の味わいが染みていて衝撃を受けた。もう、この時点で俺はざわついていた。
ほら、じゃがいもってパサついたり、味がきれいに染みていてなかったりするじゃない? 一切ない。濃くも、薄くもない絶妙な味付け。
続いて、ハムいって、お弁当の定番・赤ウインナーいって。ちょっとジャンクでヤンチャな演出が嬉しいな。
塩気が続いたので、黒豆を一粒口に含む。
上品な、控えめで優しい甘さに癒された。
あと、黒豆もしっとりしていて俺好み。ぱさついた、豆の主張だけがやけに強いものは苦手なのだが、この黒豆はいくらでも食べたい。
飴と鞭を用意するなら、この黒豆を飴枠にして欲しいくらいだ。

ひじきの煮物も、絶妙な分量。実力派箸休めばかり序盤に攻めて申し訳ない。でも、俺はこういう渋い小鉢的メニューが大好きなんだ。たまんねえぜ!
さあ、ここまでメイン(唐揚げ)に手をつけずにいるわけだが、この辺りですでに「この弁当、ただ者ではない!」と唸りっぱなしである。
ここまで来ると、だんだん怖くなってくる笑
大根の煮物を箸で掴む。惚れ惚れするほど美白。ひとくちサイズのりんごみたいな見てくれだ。ひとくちでいただく。やはり、やはりか。やはり、優しい出汁の味わいが、大根の甘さを殺すことなく染みている。マジ旨い。
(実はカブだよと言われたらスマン。野菜マニアではないんで旨いかどうかしかわからん)
そして、老若男女大好きな卵焼き。

甘くない、卵焼き。徳嶋家でもお馴染みのスタイルで嬉しい。しかも、二等辺三角形状に切ってあるのも珍しい。
片っ端から塩加減が神がかっているのは、何なんだ!
ここらでようやく米に差し掛かる。
ふっくらしつつ、水を吸いすぎない良い炊き具合。
いちいち好みだ~好みすぎる~。胃袋を放しとくれ~惚れてしまうぅぅ。
おそるおそる、唐揚げゾーンへ。
唐揚げは、小さすぎず大きすぎず、頑張りゃひとくちでギリギリ放り込めるサイズが嬉しい。ニンニクや生姜などで思い切り濃くしたやつも好きだが、こちらは違う。
味付けは最小限に、肉の風味を引き立てるような具合で、またもや衝撃を受ける。
昨今、冷凍食品の唐揚げって信じられないくらい旨いじゃん。でも、味付けのコントロールは出来ないわけよね。チンするだけだから。(まあ最高であるには違いないけどね)
一方、この唐揚げは、手作りだからこその塩加減、揚げ加減のコントロールが作り手に委ねられる魅力があるし、その恩恵がみちみちついる。
もう何言ってるか自分でもわからんが、とにかく旨い。
この弁当作った、カレー屋つづきさんには、とんでもない料理の達人がいると確信した。

梅干しで締めくくって、「かつおぶし風味の梅だ!」と呟き、大満足でフィニッシュ。
ごちそうさまでした!
このボリューム。このクオリティ。この値段。
上質な名作小説を堪能した直後のような満足感。
また、行かねばならんな。
カレー屋つづき。阿波市……我が愛する阿波図書館からほど近くにあんのか……行かねば。
そうだ、メインはカレーなんだよな。
期待値が青天井だぜ、ヤバすぎんだろ!笑
※ただ調べてみたら、CAFE' de TSUZUKIという喫茶店?らしいことが、ぼんやりわかった。
というのも、ネットで調べても明確な情報が一切見当たらないのだ。
徳島県阿波市阿波町居屋敷220という住所と、電話番号、14席あることと、駐車場があること、朝8時から夜7時まで開いてて、一応無休とは書いてある……だが、半信半疑。
なぜなら食べログなどを見てみても、「掲載保留」(このお店は休業期間が未確定、移転・閉店の事実確認が出来ないなど、店舗の運営状況の確認が出来ておらず、掲載保留しております)と書いてあるからだ。
とりあえず自分で行って確かめてみるしかあるまいな。
というわけで、今回はここまで。
もし「ここの弁当うまいぜ」ってのがあったら、モニターに向かって呟いてくれ。
それではまた、したらなー。