何気に表紙が凄い!!!
この表紙、何が凄いかといえば4枚の写真が使われているんだけど、上から「阿波祖谷かづら橋」「徳島市街中央」「阿波劔山大劔祠」「大鳴門激?」とある。どれも大正11年時点での写真なのだ。
大正11年は西暦1922年だから、約100年前の徳島県を写真で見られているわけだ。とくに俺が感動したのは、「徳島市街中央」ね。
何故なら、徳島大空襲以前の貴重な徳島市街の様子が見られたから。もちろん俺が知らないだけで、写真資料はたくさんあるんだろうけど。
これを広げると……。
徳島県名勝地誌
凄い文量であることと、古い言い回しと、読めない漢字が多いことで、まだまだ解読が進んでいないオモテ面。
現段階で気がついた面白いところは……。
「名西郡(みょうざいぐん)」が「なにしぐん」と読まれていたり、「麻植郡(おえぐん)」が「をえ」表記であったり、「那賀町(なかちょう)」が「ながちょう」と読まれていたりすることくらいかな。
結構細かくいろいろと書かれているようで、面白いネタも拾えそうなので今後も解読を進めていきたいところ。
そして、メインである古地図であるが、それはこの裏面に……。