その後、何度か玉石の湯に浸かってみたり、梅の温泉に浸かってみたり、露天に浸かってみたりしつつ、ぐるぐるローテーションしながら楽しんだ。
1時間ほど温泉を満喫した俺は、大満足で温泉を出た。
「温泉にやってきて良かったなあ」とホクホクホカホカ状態で思いながら、のんびり着替えていると、ふと猛烈にお腹が空いていることに気が付いた。
温泉出てすぐに食事というのも、体への負担を考えればあまり良くないのかもしれない。でも、事前調査で、同じ施設内に美味しい食事ができるレストランがあることもわかっていた。
ここで何も食べずに帰るという選択肢はあまりにも酷というもの。
とりあえず着替えを済ませた俺は、食事をすべく歩き始めた。