想像以上にしっかりしたイートインスペース。
スリッパに履き替えれば、ベランダにも出られて景色が眺められる。
待ち時間はテレビや置いてある本で楽しむことも可能だ。俺は、とりあえず毒蝮三太夫さんの「ジジイ川柳」を手に取って、しばらく読み込んだ。
実は俺、川柳を詠むのが好きなのだ。たった17文字やそこらで最短距離の物語を伝えられる、最強の文学のひとつだと思っている。最短距離で笑わせたり、泣かせたり出来るツールだ。
お年寄りによる川柳(いわゆるシルバー川柳)のクオリティもさることながら、それに対する毒蝮さんのツッコミによって更に面白くなっていて、非常に楽しめた。
そうこうしているうちに、「チャーハン」が出来上がったので、取りに行く。