カロリーメイト選手VS生金長選手
大塚系ドリンク軍団とハレルヤ一族という、徳島県最強クラス団体同士の激突。ある意味で夢の対決である。総合力でみれば、カロリーメイト選手に分があるように思える。しかし、生金長選手の無尽蔵の体力と攻撃力も見事だ。
カロリーメイト選手は、前の試合で同門対決(対オロナミンC戦)を乗り越え、ひとかわ剥けている。一方の生金長選手は、ふじ餅選手を膝蹴り一閃で完封勝利を収めるなど、まだまだ底を見せていない。
果たして、勝利の女神はどちらに微笑むのだろうか……。
気迫あふれる壮絶な打ち合い。ベスト8をかけた熾烈な戦いを制したのは、カロリーメイト選手。この大会に向けて、徹底して鍛え上げた防御力が活きた模様。生金長選手の猛攻をしのぎつつ、的確にボディーブローをヒットさせ、体力を奪っていった。見事な戦いぶりだった。
MATCH選手VS阿波ういろう塩選手
1回戦にうめサイダー上勝選手と熱烈な打ち合いを制して駒を進めたMATCH選手。その実力の高さは、誰もが認めるところ。大会屈指の防御力と体力。まさに鉄壁の守りを誇る選手。精度が高く、なおかつ重いジャブを的確に当ててくる玄人好みの選手。それがMATCH選手。
一方の阿波ういろう塩選手はというと、1回戦でMATCH選手に勝るとも劣らない防御力を誇る、きとうゆずサイダー選手を下してきている。バランスがよく、欠点のない選手である。
異様な打たれ強さを見せ、相手の攻撃を直撃しながらも、構わず打ち返すMATCH選手。時折笑顔すら見せながら打ち返す様子は、サモアの怪人を彷彿とさせた。阿波ういろう塩選手も、それにこたえるように打ち合いに応じたものの、MATCH選手の鉄壁の守りの前に散った。