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美馬市の山奥をドライブしていたら、一軒の食堂に出くわした。
その名も「おお峰食堂」。いつかGoogleマップで見た気がする。
あと食べログか何かで「(たぶん)徳島で一番標高の高いラーメン屋」みたいに紹介されてたはず。はからずも来られてラッキーである。（帰宅後調べてみたら、どうやら１０時３０分～１４時までの開店らしい）
時刻は正午を少しまわったところ。ちょうど腹ペコだったので、おお峰食堂でお昼をとることにした。
多種多様なうどんも魅力的だったが、せっかく(たぶん)徳島で一番標高の高いラーメン屋さんにきたのだ。中華そばを頼まぬわけにもいかん。
腹ペコ度合いからして、米も欲しかったので、「中華そばとおにぎり」を注文。
ちなみにこの「おお峰食堂」は先払いシステムだが、払うのは注文したのが届くタイミングだったり、違ったり、まちまちのようだ。
とりあえず一番見晴らしの良さそうな窓際の席に座り、景色や店内を眺めながら、中華そばとおにぎりを待ちわびる。俺以外には誰もいない。ひとりじめだ。
いやあ天気も良く、向こう側の山のてっぺんまで見える。少し雪が残っているようだ。一応写真を撮った。
どう？ 窓枠が額縁みたいになっていいでしょ？
なんてことをしていたら、「はい、お待ちどうさま」と大将が「中華そばとおにぎり」を持ってきてくれた。会計８００円なり。
あれ？
ちょっと待てよ。たしか中華そばは７００円でおにぎりが１２０円だから、８２０円じゃないか？
確認すると、中華そばセット(８００円)と同じ内容なのでその金額だったらしい。めちゃくちゃ親切！
さて、早速いただきます！
中華そば＋おにぎり
中華そば
まずはラーメンから。ストレート気味の麺。茹でタマゴ。ばら肉。ネギ。メンマ。
シンプルで好感的なスタイルだ。スープをひとくち。醤油ベースであっさりとした口当たり。コショウの存在感があって、引き締めてくれている感じ。
いわゆる徳島ラーメンのそれとは異なるものの、実に旨い中華そばが堪能できる。
たしかにこのキリッとしたスープならば、生卵より茹でタマゴのが合うかもしれない。
そして、ばら肉もね、甘辛くない。多分スープの塩気を計算して、あえて味付けを控えているのだろう。ちょうどいい塩梅。ばら肉とコショウの効いたスープが絶妙に合うのだ。
ひと通り中華そばを食べたところで、横の小皿に目をやる。
おにぎり
小皿の上には想像していた以上に大きな、わんぱくなおにぎり。
こういう食べ応えのある大きなおにぎり、わたくし大好物です笑
少し緑色の何かが炊きこまれているんだけど、俺には何なのかはまったくわからなかった。ただ、めちゃくちゃ旨いの。塩気もほどよく効いてて、それはもうむさぼり食っちゃったもん。
アレかな？ 高菜？ もしかすると高菜っぽいな。違ったらごめんなさいだけど、多分高菜とゴマがほどよく効いてんの。気のせいかもしれないが、微量のごま油っぽい香ばしい風味を感じたが、ゴマが入ってるので、やっぱり気のせいだろう。
ただ、俺はこのおにぎり大好きだと声高に叫んでおこう。
これ１２０円か。俺の感覚では安いなと思うね。味と量を兼ね備えているもん。
俺のにぎり拳くらいあるから、おお峰食堂でおにぎりを食べる際には「これが徳嶋ダイスケのグーか」と思ってもらいたいね。もしくは、俺にあったときにグーを見て、「これがおお峰食堂のおにぎりのサイズか」とも思ってもらいたい。
いやあ、喰った喰った！
景色も最高に楽しめるし、飯も旨い。そして、店内の清潔感や大将などお店の雰囲気も気取らない感じで居心地もいい。
ぜひ美馬市の山奥をドライブやツーリングの際は訪れてみていただきたい。
それでは今回はここまで。したらなー。