はい、これが噂の山菜うどん。
いいね、いいね。この盛りだくさんな感じ。おにぎりと黒煮豆と出汁巻き玉子かな?
それから薬味として、刻みネギとショウガ。良い、良い! このラインナップはいいぞ!
まずは出汁をすすってみる。
あー山の滋養が溶け込んだような、腹の底から湧いてくるような力強さがあって旨い。わらびの仕業か、ほんのり酸味が効いている。午前中頑張って働いて、疲れていたからか染みた。
てんこ盛りの山菜を箸で捉え、一気に頬張る。
シャキシャキ。トゥルトゥル。コルコル。クキクキ。様々な食感が大変刺激的で、なおかつ旨い。
熱々の出汁をすすりつつ、山菜を噛み締める。山の恵みに感謝せざるを得ない。うどんも熱々で良い感じ。途中、きくらげか何かを一緒にすすって、喉に直撃して三途の川を渡ってしまったが、見事なターンを決めて泳ぎかえってきた。
山菜うどんを楽しみながら、おにぎりに手をつける。
ふわっとした口当たりのおにぎり。なんだろう、伝わらないかもしれないが、ふわっとしている。嬉しい食感なのだ。梅干しも、多分アレなんだよ。ほら、ほんのり甘く、ほんのりカツオっぽいやつ。強すぎない酸味。