新天地の先輩からオススメスポットを教えてもらったので行ってきた。
その場所は……、
龍宮崖公園
「帰りに寄ってみるといいですよ」と教えてくれたので、早速帰りに寄ってきた。
ちなみに「にし阿波お勧めビューポイント100選選定」に選ばれているそうだ。
もう夜7時過ぎてて薄暗くはなっていたんだけど、抜群ともいえるロケーションの良さを体感することが出来た。しかも、週末だというのに俺以外誰もいない。
いいのかい?
ここを俺が独占しちゃって。
思わずこぼれる笑み。360度どこ向いても良い景色。
てくてくてくてく。うろうろうろうろ。
橋の上を行ったり来たり。そうやって歩くのに意味などない。ただ嬉しいことがあると、俺はその辺を歩いてしまう癖があるのだ。それが廊下や自室であったり、こうした吊り橋の上だったり。
この場合の「嬉しいこと」はいろいろと複雑だ。こういう景色自体が嬉しいのもあるし、こういう場所を教えてもらえた嬉しさもあるし。いろいろな「嬉しい」のごった煮状態が、俺を橋の上で行ったり来たりさせたと思ってもらって構わない。
さて本題に戻ろう。
帰宅後に調べてわかったことなんだけど、ここは祖谷川を見下ろす、高さ70メートルの吊り橋らしい。たかいなーこわいなーたかいなーと思ってたら、そんな高さがあったなんて。。。
だって70メートルよ? 祖谷のかずら橋だって14メートルなんよ? 5倍やん、高さ。
でも、それだけに景色が良い。それにかずら橋よりも安心して歩けるというポイントの高さもある。
はてさて……。
ちょっと暗くなってきたけど、「とりあえず橋を渡り切ってしまおう」と思い、小走りで反対側に移動してみた。
すると、
なんかあった笑
暗くてよく見えないけど、RPGのダンジョンの入口みたいな石柱があったよ。
でも、進めなかった。写真ではまだ十分進めるほど明るく写ってると思うけど、実際はもう夜の闇が侵食してきていて、危険だと判断したからだ。
なんつったって俺は夜の山と夜の海が怖い。
なに、また明るいときに来ればいい。いつだって来られる。
そう自分に言い訳をしつつ、また同時に教えてくれた先輩に感謝しつつ、来た道をてくてくてくてく、うろうろうろうろと戻っていくのだった。
橋を渡り切ると、そこには愛車・鉄の棺桶3号が俺を待っていてくれた。
さあ、帰ってナポリタンでも食おう。
そう考えながら空を見上げると、良い感じの高さにお月さまがいた。
考えてみると、山のど真ん中で月を見上げるなんて、ハレとケデザインホステルに泊まったとき以来だな。やっぱりいいもんだ。自然の中で見上げる月は。
山と太陽の組み合わせも大好きだが、山と月というのも良い。
よし、今年は山と月を眺めながら一献いくか。で、山と太陽の組み合わせを待ちながら飲み続ける。我ながら見事であんぽんたんな企画。今の環境なら俺次第でいくらでも出来るものな。
というわけで今回はここまで。
近々龍宮崖公園リベンジは行おうと思うので、お楽しみに。それではまた。したらなー。