そうだ、「たらいうどんってなんだ?」っていう人を置いてけぼりにしていた。というわけで、少々たらいうどんについての説明をしておくとしよう。
たらいうどんとは……
徳島県阿波市土成町の郷土料理。釜揚げしたうどんをドでかいタライにうつして、つけ汁につけて食すうどんである。もともとは、ヨシノボリというノンビリ屋で素手で捕まえられる川魚の出汁でつけ汁にしていたそうだが、最近ではヨシノボリが減ってしまったので別の出汁を使うところが増えている。
90年くらい前の徳島県知事が、土成を訪れた際に「たらいの様な器に入ったうどんを食べてうまかった」と言ったことから、また、その発言が11月7日だったことから、同日は御所のたらいうどんの日と制定された。
とまあそんな感じだ。あとは写真で観てくれたら大体わかる。
さて、たらいうどんについて詳しくなったところで、本題に入るとしよう。
10時30分 たらいうどん食べ放題スタート
いやあ、良いね。我が家に帰ってきたかのような心持ち。
目の前には仲良しの仲間たち(観光協会の方々、一瞬ちーかまさん)
実家でうどんを食べるかのような感じで、とりあえず1たらい目をいただきます。
しかし、考えるまでもなく、たらいうどんはそんな何杯も食えないよな笑
俺も今年で35だぜ。そんなに喰えんて。でも、まあ30周年というメモリアルな日なんで、1杯10年ということで考えると、3杯は食べないとな。
ちなみに3杯以上食べると参加費1000円の元が取れる計算らしい。正直、3杯食うのはきつそうだなと思いながら、ずるずるずるずる。
うん、旨い。俺の記憶にあるたらいうどんよりも旨い気がする。
薬味も豊富に用意されているが、
ネギや生姜、天かすなどを除くと、他は基本的に「みまから」や「キャロライナリーパー」などの激辛デスソース系という、救済措置なんだか、トドメを刺しに来てるんだかわからないラインナップである笑
1杯目は2玉分入った、少し大きめなたらいうどん。
普段1食でうどんを2玉も食べることはないので、しょっぱなから未知の領域で驚いた笑
さすがは未知の駅どなりである。
そして、思わず笑っちゃったのが、てっきりイベント関係者の方かと思って話してた人が全然関係ないおじさんだったり、やたら厳格なタイムキーパーの方がいて、1分ごとに時間を教えてくれたり、プレッシャーをかけてくれたりしたことね。
それからレタススムくんに会えたのも嬉しかった。