5年ぶりに大塚国際美術館に行ってきた。
相棒が行きたそうにしていたので、「行ってみようぜ」と誘って行ってきたのである。
11月最初の日曜日。
三連休の中日ということもあり、さぞかし混雑しているのだろうと予想していた。たしかに駐車場には全国各地のナンバープレートを掲げた車がずらりと並んでいたものの、シャトルバスは我々並んで座れたし、美術館に入るのも特に待つこともなく出来た。
思いのほか空いているようだった。(もっともチケットは前日にスマホで購入していたのもスムーズさの一因だろうけど)
美術館に入れたのは、午前11時20分くらいだったと思う。
万年腹ペコでおなじみの俺たちは、まず腹ごしらえをしようと顔を見合わせた。そして、いろいろな協議を重ねた結果、先月10月1日から提供スタートしたばかりの、「ミケランチ」なるメニューを食べようということになり、別館のレストラン ガーデンへと向かった。
受付で注文して先払い。
無事「ミケランチ」を2人前注文することができた。順番が来たら発光して振動する装置を受け取り、我々は空いている席に着いた。そして、他愛ない話をしていると、装置が我々を呼ぶようにブルブル震えたので、ミケランチを取りに行った。
ミケランチ
公式HPによれば、「ミケランジェロの故郷 イタリア トスカーナ風チキン~旬の焼き野菜と秋きのこのグレービーソースを添えて~」というのが、このミケランチのメインディッシュのタイトルらしい。ちなみに、このチキンは阿波尾鶏のローズマリー風なのだそうだ。
お肉も嬉しいが、お野菜がたっぷりあるのも嬉しい。我々はナイフとフォークをぎこちなく使いながらも、美味しく、ランチを楽しむことができた。
「パンはちぎって食うんだっけ」「このスープ、甘くて旨い」「バターどうつける?」。悪戦苦闘しつつも、無事完食。本当に美味しかった。
さて、振り返って思えば、この「ミケランチ」は1日60食限定であり、なおかつ今月(2024年)11月24日までの限定メニュー。このとき、すぐに昼飯を食べようと決めたのが功を奏したようだった。何しろ我々がレストランガーデンに到着したのは、午前11時40分。まだオープンしてから10分ほどしか経っていなかった。だというのに、もうほとんどの席が埋まっていて、すでに食事をはじめているお客さんがたくさんいたのだ。
そして、「ごちそうさまでした」とレストランを後にするころには、ミケランチは完売していたのだから。オープンから30分ほどで完売していることになるから、もしかすると我々もギリギリだった可能性がある。無事ミケランチを平らげ、おなかを満たされた我々はウキウキとスタート地点までテクテク歩いていくのだった。
さて、ここからはざっくり振り返っていくよ。(詳細は過去記事にだいたいあるからご参照くださいまし)
※過去記事はこちらから※
やっぱりゴッホのひまわりは観ておきたいよね。
あとこういう天井にのぼっていくように描かれたのがあって、
タンギー爺さんの横に浮世絵風というか、着物を着た女性の絵があって、
みたいな具合で美術を堪能。
そして、テラスで休憩しようとなり、3つくらい並んだブランコに乗ってみた。ひとりで訪れた際には「乗ろう」とも思わなかったブランコ。なるほど。誰かと一緒に来るとこういうことが出来るんだもんな。単独行動も楽しいが、団体行動も悪くない。
ひと通り見終わった後、混雑するとされる午後3時から閉館の午後5時までの時間帯を避けて、お土産を物色。
そして、午後3時ちょっと前になったのでティータイムで一服決め込むことにした。
カフェビンセントで、フルーツいっぱいのケーキとホットティーを2つずつ注文。
歩きまくり、鑑賞しまくりで疲れた体に甘みと温かさが染み渡る。
そして、午後3時半ごろにシャトルバスにて、駐車場まで戻るのだった。
おまけ
駐車場からの帰り道、「海をみようぜ」となって寄ってみた。
互いの写真を撮っている隙に、思いのほか波が強く寄せてきて、慌ててかわそうとするも、靴を思いきり濡らしてしまう俺たち。
写真を撮るのに夢中になりつつも、波の気配を感じて撮影しながら移動して、まあまあでかめの石に躓いて、地面と水平になって転ぶ俺。ずぶ濡れになったり、砂まみれになったりするも、げらげら楽しく。