昼食後、腹ごなしに散歩をしようと西部公園に向かった。
もっともこの記事を書いてる段階(3月16日)では、
駐車場に車を停め、降りるなり猫の気配を感じた。
いた。
前回にも遭遇した子かもな。元気そうでなによりだ。
この再会により前回の記憶がよみがえってきた。そうだ、
で、気配は感じなかったが、
そうだ、前回はまだ季節的に俺の天敵ジョロウグモやらコガネグモやらがわんさといて、いけなかったところがあったな。
まずはドイツ兵の墓。
徳島県はホントにドイツと関わりが深い。(とくに鳴門市板東ね。
それから階段。この上にも行ってないな。
だから、極力階段は昇りたくない。
が、今回の俺は少し違う。
よし、昇るぞ。
意気込んで昇りはじめる。
最初は順調だったんだけど、思わぬ事態でイップス発動。
階段の幅がまちまち問題。。。
幅が微妙に異なるため、
とはいえ、手すりがあるから大丈夫。
昇りきると大きな碑というか、お墓かな。
歴史を知らない、由来を知らないから、自分が今どこにいて、
無知の知は大事だけれども、無知の知どまりじゃ成長がない。
どうやら元々戦没者のお墓として管理をされていたところに、後で公園を作ったっぽい。
ここからは完全に推測だけど、多分戦争で亡くなった方たちに桜を見せてあげようという心意気から、たくさん桜の木を植えたんだろう。毎年のように綺麗な桜が満開になり、たくさんの人たちが花見に訪れるようになり、とても賑やかになる。花見する姿を見せ、「みなさんが繋げてくれた今、日本は平和に過ごせていますよ」と慰める意味もあったんじゃないかなんて思った。
そんなこんなで日本のさくら名所100選に選ばれましたよ、みたいなことなんだろう。何しろ500本ものソメイヨシノが植わっているくらいだからね。そりゃ選ばれますよってー話ですわな。
ちなみに小学2年生くらいのときに家族でここに花見に来てるはずなんだ。
うっすら記憶があって、へべれけの知らないおじさんたちを「ああいう大人になりたくないな」って思ってた。残念ながら、そんなおじさんみたいな大人になってしまっているんだけど、人生とはままならないものだ。
少し落ち込みながら駐車場に向かっていると、遠目に猫の気配を感じ、駆け寄ってみた。
こういうときは猫に慰めてもらうのが一番だ。
だが、猫だと思ったのは、ただのゴミを詰めた黒い袋だった。
誰だ、こんなところにゴミ捨てたのは……。