徳島で最も北部にあるラーメン屋さんに行ってきた。その名も新ラーメンショップ。鳴門市は北灘にある。
徳島で最も西にあると思われるラーメン屋に次ぐ「徳島県内最端ラーメン」第二弾という感じだ。
嬉しいことに朝１０時からやってる。ほぼ開店と同時に入店。穏やかな大将に出迎えられつつ、店内メニューを見上げて熟考。
うましおラーメン(小)とねぎ丼(小)を注文し、厨房真正面のカウンターに座った。俺以外はまだ誰もいない。ラーメン屋さん丸ごと独占したような気分で、店内を見渡す。
すると、競艇の選手たちのサインが書かれた色紙の他に、「ジャンボ、完食しました ○○」みたいな色紙や短冊がバーっと貼られているのに気がついた。
またこんな貼り紙見て確信。
どうやら大食いチャレンジっぽいことをしているお店のようだ。
一瞬「せっかくやしチャレンジしてみれば良かったかな」なんて思ったが、大将が「はい、お待ち」と持ってきたラーメンと丼を見た途端に「チャレンジせんで良かった」と思った。
写真ではわかりにくいが、感覚的に「これ小？」ってくらいの量のうましおラーメン。
そして、しっかり白飯があるねぎ丼(ねぎどんぶり)。
合わせて１０００円でこのボリューム。もし、いつも通り「大お願いします」とか、調子に乗って「ジャンボチャレンジします」なんか言ってたらと思うと背筋が寒くなった。
肝心の味。
細かいことはわからないが、多分魚介の出汁がベースらしきスープはあっさりながらも存在感抜群。具材の海苔やわかめとの相性がめちゃくちゃいい。
もしかしたら、俺は、このうましおラーメンが一番好きなラーメンかもしれない。いわゆる「徳島ラーメン」とはまるで違うから、観光客が求めるものではないかもしれないけど、めちゃくちゃ旨い。好き！
それからねぎ丼。
これもまためちゃくちゃ旨い。
まず、多分ごま油で軽く炒めたような香ばしいネギがてんこ盛りなのが嬉しい。見辛いが、肉厚で柔らかなチャーシューも入ってる。それに白飯。それらが恐らく塩ダレっぽいもので味付けされてて、ガシガシ箸が進む。
１０００円でめちゃくちゃ満腹になり、味にもめちゃくちゃ満足して、思わず会計時に「めちゃくちゃ旨かったです！ ごちそうさまでした」と自然に頭が下がったくらいだ。
お気に入りのお店を見つける感覚を初めて覚えた瞬間だった。唯一残念なのは、俺の家から小一時間かかること。ただそれだけ。近くに寄られる際はぜひ一度！
ちなみに午前１０時～午後３時まで開いてるが、ラストオーダーは午後２時４５分だからご注意くださいませ。
ちなみついでの補足の豆知識。
新ラーメンショップでは、つけ麺にはお酢が入るそうだ。よくわからないが、そうだと貼り紙がしてある。
以上！
限りなく香川県に近い徳島県のラーメン屋さん、新ラーメンショップでした！
お詫び
※本来なら 川島城周辺探訪 鬼歩き帳２０１９ 前編の続き（後編）をお送りする予定でしたが、諸事情あり見送らせていただきます。万が一、楽しみにされていた方がいらっしゃいましたら大変申し訳ございません！！