自他ともに認める辛党である。
先日、ペヤング獄激辛Finalに9割食べた後に敗北を喫したものの、獄激辛や北極などを余裕で完食するなど、激辛チャレンジデビュー1年目にしては悪くない戦績を誇る俺だ。
だが、同時に甘党でもある。むしろ、甘いものがなければ生きていけない。
そんな俺がこよなく愛する和菓子がある。
その名も、大判焼き。
今川焼きや回転焼き、カルチャー焼きなどご当地によって呼び名を変えることで知られ、Wikipediaによれば全国で70以上の呼称があることがわかる。(ちなみにWikipediaでは「今川焼き」で表記されている)
が、俺は幼少期から「大判焼き」と呼んでいるので、大判焼きで統一させていただこう。
さて、徳島県で大判焼きといえば、真っ先に「あたりや」の大判焼きを思い浮かべる人も多かろう。徳島駅前にある老舗中の老舗だ。安い・旨い・ボリューム満点の三拍子そろった大判焼きで知られる。
だが、徳島県には他にも素晴らしい大判焼きを食べさせて下さり奉り候なお店がたくさんある!
今回ご紹介するのは、鴨島駅前の「甘味処ごくろうさん」の大判焼きだ。
徳嶋の父が差し入れてくれたので、それを喰ってレビューをしてみようと思う。
まず見てくれ。この大判焼きを。
直径7センチほどの可愛らしいサイズ感。手触りももっちもちである。
そして、甘味処ごくろうさんの大判焼き最大の特徴である、ごくろうさんの焼き印。これが実に可愛い。ちなみにこのごくろうさんというのは、鴨島町出身の曾我廼家五九郎氏をモチーフにしたキャラクターで、鴨島町では古くから親しまれている伝説の芸人さんである。
過去記事でも少しだけ触れているので興味のある方はぜひご覧くださいませ。(ホンマに少しだけやけど笑)
しかし、食べづらい笑 ごくろうさんを割って食べるのも気が引けるし、丸ごとかじっていくのも進撃の巨人になった気分になってしまうし……。だが、大判焼きというものは熱々をはぐはぐ言いながら、口の中を軽く火傷しながら食べるのが美味しいわけだ。迷っている暇はない。
ええい、進撃の巨人喰い!
びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛!
マジ旨い!
テキトーに淹れた粗茶が上品なお茶に感じられるくらい旨い。あんこも程よく粒だっていて、小豆の食感がほのかに残っているのも嬉しい。昔はあんこが好きじゃなくて、「完全なるこしあんしか認めねえ」と言っていたものだが、年々「粒あんもいいな」となってきたのを大判焼きを喰うたびに実感する。
生地はもちもち。あんこはしっとりと適度な粘度。理想的なバランスで非常にとても滅茶苦茶旨い。
いやあ旨かった! 一瞬でなくなった笑
少し小ぶりなので、ちょっと小腹すいたときに摘まむのに丁度いい感じだね。あとはアレか、運動前のエネルギー補給にも良いかもな。あのミスター三冠王だって、試合前にはあんこパワーを補給していたらしいし。(彼の場合は大福だったそうだが)
さて、甘味に癒されて眠くなったことだし、今回はここまで。
今度はお店に行って買いたいな。以上。したらなー。