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徳島の名水「天狗の湧き水」を触りにガタガタ道通って大冒険

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ちょいと風邪ひいた感じだが、更新だけしておこう。

自宅の周辺で秋祭りが行われていた時の話。

が、微妙に近く微妙に遠かったのと、駐車場どこにすればいいの問題が煩わしかったので、徳島県の名水「天狗の湧き水」を触りに行くことにした。

天狗の湧き水

俺の記憶が確かなら、大きめの板にカラフルでポップな書体で「天狗の湧き水」と書かれた看板があったはずだ。だが、それはまだ俺が1819歳の頃の話。もう10年以上前のあやふやな記憶だ。(もしかしたら夢かもしれない)

とりあえず自宅北側の山道を奥()へと車を走らせた。

すると、三好市の「かかしの里」を思わせるような人形が出迎えてくれる休憩所?があったので休憩。

これ、明るい時間だから良いけど、日が暮れてから自販機の灯りにぼんやりと浮かび上がる「店主」みたら怖いよね。

「らっしゃせー」

座ってみようかと思い、近づくも蜘蛛の巣だらけだったので、くるりと踵を返した。

さらに山を進むと、

でかい石(石碑?)があった。

見えづらいけど、桜美峠(おうびとうげ)と刻まれている。この辺りの呼称かな。カーナビには掘割峠(ほりわりとうげ)と書いてあるけども。
(気になって調べてみたら、美郷の村田さんという方が「桜が美しい峠ですね」と誰かに言われたことに感激して去年くらいに命名したらしい)

この段階で「標高298mか。まだまだ低いね。通りで歩いて来たことがあるはずだ。

さらにさらに進む。

船戸大明神駐車場

船戸大明神の祠

石碑たち

で、正直ここからが正念場だった。

俺が無事に「天狗の湧き水」に辿り着いたのは、この船戸大明神駐車場から1時間以上後のことになった。

と言うのも、

天狗の湧き水の場所についての記憶があやふやで、よくわかっていなかったため、軽く迷子になってしまったからである。

結局、途中で路肩に停まり、調べた。

奥野井トンネルから約5キロほど奥へ(国道192号線から見て北側に)進むと、情報を得たのでそれを信じて車を走らせた。

すると、あった!

天狗の湧き水だ!

やった! やった!

で、触ってみた。めちゃくちゃ冷たい。県外からもこの天狗の湧き水を汲みに来る人がいるというが、さぞかし美味しいのだろう。けど、俺は飲まない。触って、顔洗っておしまいだ。

何故なら別に喉が渇いているわけではないからだ。ただ、触りたかっただけ。

ところでお気付きだろうか?

俺が記憶していたカラフルでポップな板看板が見当たらないと言うことに。

景観を損ねるから撤去されたのかな。

台風で飛んでったのかな。

そもそも俺が夢で見たのを実際にあったと記憶違いをしているだけなのかな。

さて、考えてもわからないことはさておき、問題は帰り道だ。

来た道を戻れば確実にイメージ通り帰宅することができる。だが、俺は天狗の湧き水を通りすぎ、前進することに。

道は舗装されてない剥き出しだったり、でかめの落石が転がってたり、折れた竹が横から突き出してたり。ガードレールがなかったり。

奥に何があるのだろう?

しばらくカーナビにも表示されない道

紅葉を楽しみながら進む。

でかいキノコ

埋まった家

苔むす廃車

またもや迷子になってしまったが、なかなか楽しいドライブだ。

ガタガタ車を走らせること1時間。ようやく見覚えのある、舗装されたルートに出られた。

で、安心した俺は「ほたる神社」前のでかい駐車場で休憩することに。

ほたる神社

由緒やいわれは多分ない神社だ。

だが、古くからある神社仏閣にはない可愛らしさがあるスポットだね。

ドラム缶で作った貯金箱みたいなお賽銭・募金入れ。謎のキャラクターがいい味を出している。

ホタルの歌というよくわからない石碑がある。

また、広々とした駐車場は二段構造になっており、上側の駐車場の奥には物置みたいな建物がある。

理由はわからないが、いきなり正露丸の匂いがプンプンし始めたので退散。

最後に可愛らしいスポットに寄ったのち、気楽に帰宅したのだった。

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