その馬のすぐ横(西側)に小さな祠が3つ並んでいた。
近づいてみたらお賽銭がたくさんあった。真ん中に穴ぽこが開いたお金を見て、一瞬5円玉かと思った。でも、全然違った。
寛永通宝だった。
古銭コレクターのおじさんにもらったことのあるやつで、たしか沢山流通したものだったはずだ。しかし、それにしたって古いものだ。いったいいつからあるのだろう。
調べてみたところ、「あえて古銭をお賽銭にする」風習みたいなのがあるらしい。多分それなんだろうと思う。一説によれば、「古い時代のご先祖様がお金に困らないように」みたいな意味があるとかないとか。だから、多分わりと最近の人が古銭をお賽銭したんだと推測する。
さらに西へと進んでみる。すると神社にたどり着いた。なかなか格好良い顔立ちの神社があった。