2400万年前の岩石
関船展示館の出入り口(外側)には、こんなスコッチエッグみたいな大きな岩があった。
この岩石は、ノジュール(団塊)と呼ばれるもので、堆積物の中を流れる地下水が化石などを核として凝結し、分離し固まったものです。(略)この岩石が含まれていたのは、今から約2400万年前の地層で、海陽町四方原字橋ヶ谷の土中から発見されました。堆積物の中で凝固する時に放射状に広がり、このような扁平な球状に固まったものと思われます。結核対じたいは時おり見つかりますが、これほど大きなものは珍しく、地層の堆積、変形、硬化などのメカニズムを解明する上で貴重なものです。
この岩石についてより
岩も面白いよなあ。2400万年前っていったら、まだヒトが人になったか、なってないかくらいだろう? つまり、この岩は、ヒトの進化の歴史と共に在り続けたってことだ。人類の同志と呼ぼう。
岩のロマンに気分が高揚した俺は、次の施設へ向かった。