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【ハレとケホステル】山奥の廃校ホステルに泊まったら俺以外に誰も泊まってなかった話 其の1【祖谷】

投稿日:2019年11月12日 更新日:

少し説明をしておくと、このホステルには一般的なホテルにあるような受付は存在しない。土日は朝10時から夕方6時までやってるカフェに入って、コーヒーを淹れているマスターに言ってチェックインし、お金を先に支払うのだ。

つまり、このやり取りはカフェでコーヒーやジビエ料理などを楽しむお客さんで賑わう中、レジ前で行われたものなのである。(ちなみに、晩ごはんもここで食べたんだけど、それはまた別の機会に)

チェックインしたのが午後4時40分くらい。カフェが閉まるのが午後6時だから、あと1時間20分の間に飛び込みの宿泊希望者が現れなければ、その時点で俺の「山奥の廃校でひとりハッピーバースデートゥーミー」が確定するのである。

とりあえず、真っ暗になる前に校内をうろついてみようと歩き回ってみることにした。 (「誰か宿泊客が来ますように」と念じながら)

ひとり夕闇通り探検隊 1F その1

とりあえず一旦外に出て、校舎に入るところから。

校舎出てすぐの「かつて校庭だったっぽい」広場では、到着時にゲートボールに興じるお爺さんお婆さんがたくさんいた。(多分日が暮れる前に帰ったっぽい)

ちょっとわかりづらいんだけど、ハレとケデザイン舎に入るためには、↑のようなところをくぐり、階段を登って進んでいく。

その際に出迎えてくれるのは、左右の壁に描かれた絵たち。それらはすべて、この出合小学校の卒業生たちによる手描きのようだ。

そうすると真正面に階段が見えてくる。が、まだ登らない。

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