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【鶏天】文化の森レストランTANTOで日替わり定食を楽しんだ話【焼きなす】

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徳島県立図書館に借りていた本を返し、また別の本を数冊借りて機嫌よく駐車場に戻ろうとしたとき、「あっ、俺腹減ってるな」と気がついた。

ちょうど目の前には、喫茶店チックなお店がある。

文化の森レストラン TANTO

何年も前から気になっていたTANTOというお店だ。腕時計を見やる。時刻は午前10時半ごろ。ランチ開始時間は、どうやら11時から。

30分か。潰せない時間ではないな――。

それから30分、俺は文化の森敷地内をうろつき、さらにお腹を空かせる作戦に出た。(ちなみに文化の森とは、県立図書館や博物館などを包括する呼称のようなものだ)

そして、午前11時になるや否や入店。二人がけのテーブルにつき、腰を下ろす。メニューを持ってきてくれた店員さんに、「もうランチって大丈夫ですか?」と念の為に確認をとった。

「ええ、大丈夫ですよ」

「じゃあ、日替わりランチお願いします」

店員さんはにこやかに頷くと、メニューを持って奥へ引っ込んでいった。

少し時間が早いからか、店内はまだ空席が目立っていた。だが、常連らしきおじいちゃんコンビが向かい合わせに座って新聞を広げて読み合っていたり、子連れの女性たちが美味しそうなアイスクリームを写真撮りまくっていたりと、人数のわりに賑やかに盛り上がっていた。

うん、なかなか良い雰囲気のお店だな。賑やかだけど、何だか落ち着く。

Twitterを開いて、いただいたリプライの返信をしているうちに待ちかねた日替わりランチがやってきた。

日替わりランチ

まさかのブレブレ

まずは小鉢の「春雨サラダ」からいただこう。何を隠そう俺は春雨サラダが大好きだ。栄養がどれほどあるかなんて知らないが、シンプルに旨いから。

春雨。錦糸卵。にんじん。キクラゲ。……この緑の茎はなんだろう。。。意外とシャキシャキしている。フキか何かかな? 甘酸っぱくて旨い。

強烈な酸味は苦手だが、甘酸っぱいのは大好きだ。春雨サラダに食欲を刺激され、食事に勢いをつけた俺は、焼きなすに手を出した。

焼きなすを、何やら美味しい出汁に浸した状態のヤツだ。(正直後でメニューを確認するまで、これが焼きなすだとは気づかなかった笑)

ひとくち。。。う、旨い。。。おナス自身の甘い水分と出汁が合うわ。

ちょっと物足りないくらいの分量が絶妙だな。多すぎてもクドくなりそうだし。オロナミンC理論が当てはまるな。

ご飯の炊き具合いも、硬すぎず柔らかすぎずのちょうど良さ。

ふっくらもちもち 俺の好きな感じの炊き加減。

シンプルだけど味噌汁も旨い。油揚げとワカメが入っていたと思う。(ワカメは沈んでいる)

メインディッシュである、鶏天ポン酢。……の前に2種のサラダを食べておく。ベジファースト派なんだ、俺は。

定食についてくるサラダって、どうしてこうもシャキシャキ旨いんだろう。ドレッシングがよく染み渡る切り方なのかな。

マカロニサラダもいい感じ。一瞬、「ソースかけなきゃダメか?」と思ったが、そんなこともなく、そのままいただいた。マヨネーズの量も適量。

さて、ベジファーストは完了した。

まず、鶏天ひとついただいてみる。

旨いね~旨い。旨い以外に言いようがない。うん、ポン酢との相性抜群だ。

そして、ひとつだけ紛れているオクラの天婦羅を食べてみる。あまり食べたことはないが、なかなかどうして結構いけるではないか。

合間に漬物2種を挟みつつ、香ばしめなお茶で口をリセットしながら鶏天タイムを満喫だ。途中、大根おろしをポン酢に足して風味に変化をつけてやったぜ。

これは箸が止まらん日替わりランチ。

なるほど。。。これだけの質量で800円ならば満足だな。

まだ別席の幼子がアイスクリームを食べているなか、ダイスケおじさんはごちそうさま。フィニッシュだ。

人生2度めのペイペイ支払いに躓き、数分かかってしまったが気にしない。

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