俺が住んでる地域では、とある団体さんが毎年花火をあげてくれる。
去年はうっかり寝てしまい見逃してしまったので、「今年は見る! 見まくる!」と意気込み、開始5分前には一眼レフを持ってベランダにスタンバイした。(そう、我が家のベランダから丁度花火が見られるのである)
そして、花火スタート。ひゅ~~~、ドーーーン。ひゅ~~~、ドーーーン。
ハーフパンツからむき出しの足は蚊の格好の餌食となりつつ、「いいですね~」とシャッターを切りまくる俺。最初から最後までしっかり写真に収める事ができた。
きっと良い感じに撮れたに違いない。俺にはわかる。手応えがあるもんね。
花火終了後、俺はウキウキした気分で自室に向かった。ノートパソコンで、今しがた己の足と引き換えに撮りまくった花火の写真の出来栄えを見ようと思ったからである。
俺のSDカード、オーーン(ON)!