きちんといっておかないといけないなと思っていた道の駅がある。
それが、「道の駅 藍ランドうだつ」だ。
よくよく思い返してみれば、ざっと訪れはしたものの、じっくり見て回ったり、ここで食べられるランチを堪能したことは一度もなかった。
それでは「徳島県道の駅制覇者」としての名が廃る。
そういうわけで新職場での初めての連休初日を使って、藍ランドうだつへ行ってきたので、その話を少々。
道の駅藍ランドうだつは、1階がお土産などが買えるフロアとなっており、藍染め商品や徳島県や美馬市の特産品などが所せましと並んでいる。
そして、1階のレジでランチなどの注文をすると、「お持ちしますので、お2階でお待ちください」と2階へと続く階段を昇る許可が得られるのだ。
ちなみに売店は朝9時から午後5時半まで開いているけど、ランチなどは、午前11時~午後2時までなのでご注意。
俺が訪れたときが、午前10時50分だったので10分ほど1階のお土産を物色しながら過ごすことにした。(興味を持った商品を2つ購入! それはまた別の機会に笑)
午前11時を少し回ったところで、レジの女性に「ランチ大丈夫ですか?」と確認し、「大丈夫ですよ」との返事をもらってから注文をした。
「じゃあ、〇〇〇〇〇を1人前お願いします」
「はい。それではお持ちしますので、お2階でお待ちください」
2階にあがってみて驚いたのは、かなり広々とした空間が広がっていたからだ。これは結構な人数を一度に食事させることが出来そうだ。。。
時間が早く、自分以外に誰もいないため、少しいろいろ見てみることにした。
この広々空間のくつろぎ放題な感覚ったらないね笑
ご当地ゆるキャラの「うだつまる」が見守る中、利用者は美味しい食事を楽しむことが出来るというわけだな。こういう細かい心配りって何気に嬉しいよね。「観光に来たっぽいなあ」と浸ることが出来るもんね。
「よし、窓際の、うだつの町並みの様子が見えそうな席にしよう」
一面ガラス張りの特等席に腰掛け、もこもこのジャケットを脱ぎ、セルフでお茶を入れて、食前のティータイムを楽しんでいると、
「お待たせしました~」と女性が俺の食事を持ってきてくれた。
阿波尾鶏のせいろ蒸し
俺にしては、なかなかオシャレでオツなものを注文したでしょ?笑
実は人生初のせいろ蒸しですよ(*´▽`*)
肉団子のお吸い物
この日は久しぶりに1月らしい寒い日だったため、こういう温かなお吸い物系は嬉しい限り。しかも、わんぱく腹ペコおじさんとしては、肉団子の存在感もありがたい。
優し~お吸い物である。
おつけもの with もろみ
きゅうりの浅漬けとたくあん。ここにも嬉しいお心づけ。もろみが乗ってるじゃないか(*´▽`*) 俺、子どものころからもろみ好きなんだよなあ。
父方の祖父も生前大好きだったらしい。血は争えませんな笑
カットオレンジ
人の体はほとんどが水分だ。だから、みずみずしく、生きた水分が補給できる果物は積極的に食べていきたいもんだね。そういった意味でも、シンプルに「美味しい」という意味でも嬉しくありがたいデザートつき(*´▽`*)
そして、そして~
阿波尾鶏のせいろ蒸し
やっぱりメインは最後にドーンだな。
店名というか、施設名というか、愛称というかが焼き印されたフタが良い感じ。そいつをパカッとすると……。
阿波尾鶏。山菜。銀杏。椎茸。うずらの卵などが、せいろに敷き詰められたホカホカご飯の上に大集合。パカッとした瞬間に立ち上る湯気がね、「ああ、こりゃ旨いだろうな」という予感を確信に変えましたよ笑
ポイントは、阿波尾鶏にまぶされた山椒っぽいスパイス。こいつがただでさえ旨そうな風味に気品をプラスしてくれているのだ。
さて、ひと通りチェックが済んだところでいただいていこう。
いただきます(*´▽`*)
ちょっとお吸い物すすってから、せいろ蒸しに着手。
山菜や椎茸たちの出汁がよく出てますな(*´▽`*)
滋養たっぷりな味がご飯全体を見事にコーティングしてくれて、大変おいしゅうございます。阿波尾鶏も非常に柔らかく、ほんのり甘く感じられる中に、山椒がピリリとアクセントになってて良いね。
山菜のシャキシャキとした歯ごたえであったり、椎茸やうずらの卵の食感であったり、ちょっと嬉しいご褒美感のある銀杏の存在だったり、それぞれがそれぞれの持ち味を活かして主張してくる楽しいせいろ蒸し。
途中に、おつけもので一服する。浅漬けにもろみを乗っけてポリポリ。セルフで淹れた温かいお茶の感じも非常によく、落ち着ける。
少し食べ進めては、おつけものやお吸い物を挟む。もぐもぐ、ポリポリ、ずずずー、もぐもぐ。良いリズムが刻めるようになったところで完食!!
最後はオレンジを食べて、ごちそうさまでした!!