さて、話を商店街に戻そうか。
でも、どんなに現役感バリバリであっても、年季が入ってることに変わりはないのよ。むしろ、いくつもの時代を経て染みついた独特な味わいみたいな雰囲気があるわけだ。
この手書きのフォント具合っていうのかね。色褪せ方も絶妙だし、またリコーのロゴの輪郭や「リコピー」「ファクシミリ」「ワープロ」「パソコン」という4つの並び。1枚の看板のなかに色んな風味がおさまってるのも、歴史を感じられて大変よろしいのです!
英字からカタカナときて、最後に「松竹堂」という「我、日本語なり!!」みたいな店名がドーンと来る。この緩和からの緊張みたいな並び。良い。