滝周辺のアレコレは過去記事をご覧ください。
あと読むのめんどい人は動画をどーぞー。
ここは滝までの道のりがアスレチックみたいで楽しいんだわ。
さて、滝に到着。
おおとしの滝
早速飲もう!
汲む!
飲む!
大雑把に評すれば、「杉味」にジャンル分けされる。だが、土々呂や土釜に比べると相当にマイルドな印象だな。ずいぶん飲みやすい。
水神や母衣暮露のような「椿味」と「杉味」のブレンドという具合だ。嫌いじゃないな。
何よりピリッとしないのがありがたいね。
香りが「杉」で、味がほんのり「椿」か。悪くないよ、ここ!
なるほどな。風味のバランスが異なるっていう個性があるパターンもあんのね。これはなかなか収穫情報だよな。
あと、隣にあるいつぼの滝も確かめる!
せっかく来たんだからな。雌雄ある滝は両方の味を確かめないと。もしかしたら、まるで味が違うかもしれないからね。
それから、いつぼの滝は「理想的な水の汲みかた」が出来そうでワクワク感もあった。
滝の水の汲みかたとして、一番理想的なのはやっぱり「流れ落ちる滝の水を直接汲む」ことでしょ?
でも、それを実現するためには滝に接近しなきゃいけないわけ。これまでの滝は直汲み出来そうになかった。(いや、不可能ではなかったよ。ただ滝つぼに飛び込むか腰まで水に浸からなきゃいかんからね)
この「いつぼの滝」はめちゃくちゃ接近出来そうだからなあ。念願叶っちゃうかもなあ。
いつぼの滝
ちょっとテンション高めに近づく。
が、大粒の霧が雨のように降る感じゆえ、念願叶わず。。。代わりに俺が軽く濡れておしまい。。。笑
(動画ではちょっと挑戦しようとするけど、「あー無理か」となる俺の姿が見られるよ)
さて、改めて汲む。
そして、飲む。
うーん、旨いは旨いが……おおとしの滝とまるで同じだ!! とくに違いは感じられんかったな。やはり本流が同じだと味も同じなんか?
でも、まあ実際に飲んで確かめてみんとわからんからな。よし、よし!
というわけで今回は味が一緒なので、まとめてレビューいってみよう!
冷たさ 85点
まろやかさ 93点
香り 83点
透明度 88点
ミネラル感 88点
旨さ 92点
総合平均 88.1点
まあ結構旨い滝だったかなという感じだね。まろやかで旨い。ちょっとアクセントで杉味。ここにきて「杉と椿のブレンド」が登場するとは驚いたな。滝の世界も奥が深いもんだ。
もしかすると他のフレーバーも存在するかもしれんな。となると滝は見つけ次第、片っ端から飲みまくるしかない。何しろ俺は体験主義。体を使って実験する主義なんでな。確かめながら滝ソムリエ、滝マイスターとしての道を突き進んでいくぜ!!
ちなみに滝マイスターというフレーズ、今回初めて登場したわけだが、これには深い理由があるのだ。
先輩に「俺、滝飲んで味の違いのレビューを書いてるんすよ」と言ったところ、「滝マイスターですね」と返ってきて、「あっ、なんかマイスターって格好いい響き」となった……という理由である。
今回はここまで。次回は一見すると楽そうな雰囲気があるのに、実は到達まで鬼難易度の滝に挑戦。