大体、年に1回は映画を映画館で観たい男である。
2017年から2019年までは毎年のように、「おっ、コレは映画館で観たいな」と思った映画を1本決めて映画館に足を運んで観るというのをやっていた。
ちょっとご時世的に2020年、2021年と2年連続で出来てなかったんだけど、今年から復活。ちょうど観たい映画もあったしね。
ちなみにその観たい映画というのは、「死刑にいたる病」という作品。
俺の大好きな阿部サダヲさんが、いつものコミカルな演技ではなく、シリアスを飛び越えてサイコな役をやっている映画だ。YouTubeでこれでもかってくらいに予告が流れてて、「ほな観にいこか」と思い立ち、公開初日に観に行くことにしたわけである。
とはいえ、このサイトは映画評論するサイトではないし、俺も評論できるほど映画を知っているわけでもないので内容については語らない。
ただ「阿部サダヲさん、まあ怖かった」とだけ笑
でも、やっぱり個人的にはコミカルな阿部サダヲさんが観たいと思ったので、今年9月に上映される「アイアムまきもと」も観たいなと楽しみにしている。
さて、今回映画を観に訪れたのは、シネマサンシャイン北島。
俺が中学生くらいの頃に出来て、一時は「徳島県で最新の映画を映画館で観ようと思ったら、ここに来るしかない」状況になっていたほど。それくらい徳島県内では、映画館がなくなり切っていた。
今でも映画館といえば、イオンシネマとufotable CINEMAくらいのものだろうか。
でも、やっぱり個人的には20年くらいお世話になっている感覚があるから、中学の頃から映画館はシネマサンシャイン北島一択できている。
さて、今回はこれまでこのシネマサンシャイン北島でどんな映画を観たかを振り返ってみよう。
このシネマサンシャイン北島で初めて観たのは、「オールド・ルーキー」。史上最年長の35歳でデビューしたジム・モリスの実話を基にした物語ね。あとは、
「ゴジラ FINAL WARS(2004)」
「宇宙戦争(2005)」
「バッテリー(2007)」
「トロピック・サンダー/史上最低の作戦(2008)」
「デトロイト・メタル・シティ(2008)」
「パコと魔法の絵本(2008)」
「GOEMON(2009)」
「トイストーリー3(2010)」
「これでいいのだ!!(2011)」
「GODZILLA ゴジラ(2014)」
「アウトレイジ最終章(2017)」
「カメラを止めるな!(2018)」
「JOKER(2019)」
「死刑にいたる病(2022)」
という感じ。
覚えてないのもあるかもしれんが、20本観てないか。
でも、ひとつひとつのエピソードを覚えているな。
たとえば、「これでいいのだ‼」は、俺が敬愛する赤塚不二夫氏の生涯を映画化したものなんだけど、ディープすぎたのか何なのか、俺と、同い年くらいの女性ふたりしか観に来てなくて、まったく同じところで笑い、まったく同じところで泣いたという思い出があるね笑
あと「GOEMON」は、よくわからない合コンみたいな食事会のあとに集まったメンバーで観に行ったんだけども、調子に乗って最前列に座って、2時間くらい見上げっぱなしで辛かった記憶がある。
それから「カメラを止めるな!」も印象深い。たしかキャストの皆さん総出で、SNSなどを駆使してアピールしまくって、日本中で公開されるようになってったんだ。そもそもは一部のみの上映だったらしいんだけど、口コミでバズって、あとはご存じのとおり。
俺も、出演されている、しゅはまはるみさんからTwitterで「こういう映画があります!」と教えていただき、「マジですか! そんな面白そうな映画があるんですね。もし徳島でも上映されることになったら、観にいきます!」みたいなお返事をした。
そして、本当に徳島でも上映されるようなったので、人生初のレイトショーで観に行った。ネタバレ厳禁のルールをみんなで守る感じや、観終わったあとの、他の客たちとの妙な一体感が、「映画は映画館で観た方が楽しいな」という感覚をもたらしてくれた。
それから「JOKER」は衝撃的だった。過去記事を読んでもらいたいが、まあ呆然自失。。。
とくに仕事もプライベートも上手く行ってなかった時期に観たから、まあ落ち込んだね笑
とまあ色々と好き勝手に思い出を書き連ねてみたが、本当にシネマサンシャイン北島にはお世話になった。(急にここのフライドポテトが鬼のように旨かった記憶がよみがえってきた笑)
映画を観終わるたびに、どこの立体駐車場に停めたかわからんようになって、何回さ迷い歩いたか。
初めてのレイトショーだった「カメラを止めるな!」のときなんかは、映画上映後すぐに施錠されはじめたので、マジで焦った思い出があるわ笑 「俺の車~! 俺の車どこやねん!」とさ迷った笑
そんな思い出深いシネマサンシャイン北島とも、しばしお別れ。
なんてったって俺は今月中旬より山奥生活。そう簡単には訪れることが出来そうもないからな。
というわけで、今回はそういう思い出というか、感傷に浸るだけの記事でした。
以上、したらなー。次はいつになるのやら。