道の駅大歩危 妖怪屋敷の撮影および取材をした際、「ぜひここも紹介したいな」と思うお店が同道の駅内にあったので、突撃取材依頼を敢行。(ちなみにちゃんとタイミングを見計らい、お仕事の邪魔をしないように細心の注意を払いながらしております)
そのお店がこちら。
Cafe & ジビエ
ここは徳島新聞にも掲載されていたから、ご存じの徳島県民も多いだろうな。
店名からわかるように、「ジビエが楽しめるカフェ」である。
お店に入るなり、手前でお掃除をしていた女性に話しかけた。撮影および取材の許可を得るためだ。
すると、「代表がおりますので」と奥に行ったので、カウンター前までついていくと厨房で真剣な表情で調理をしている男性の姿が見えた。やがて調理を終えた男性は、女性から話を聞いた後、俺のところまでやってきてくれた。
代表の横川さんである。
事情を説明すると、快く了承してくださった。
でね、横川さんに聞いたところ、「Cafe & ジビエ」のジビエは「ジビエに抵抗感がある人でも食べられるジビエ」だそう。
俺のイメージの話だけど、ジビエって肉を処理する人と、調理する人の腕が如実にわかる食材だと思うわけだ。その2人が両立しないと、本当に美味しいジビエは楽しめないと考えている。
それだけに横川さんの自信に満ちた眼差しには、否応なしに期待値がガンガン上がっていった。
早速取材開始。
「オススメはどれですか?」と問うと、頭上に並ぶメニューを指して丁寧に答えてくれた。
「イノシカバーガー」が最もオーソドックスだという。そして、そこにチーズをプラスしたり、アボカド・サルサをトッピングしたりしてメニューが展開されていく感じだ。なんでもアボカドサルサはとても人気があるらしい。たしかに旨そうだ!
どれも食べたい……。
イノシカチーズバーガーも、イノシカてりやきバーガーも、イノシカアボカドサルサバーガーも、その他並ぶメニュー片っ端から食べたいと思った笑
大いに悩んだ挙句、「イノシカバーガーをひとつお願いします!」と注文。取材のドあたまに注文してしまった。それくらいジビエバーガーに魅了されていたのかもしれない。
そして、イノシカバーガーが出来上がるまでの間、店内の写真撮影をすることにした。
洗練されたオシャレな店内
木を基調としたオシャレな店内。老若男女問わず気軽に入りやすい配慮というわけだろうか。清潔感ばっちりで、場所自体がすでに映えている。
見晴らし最高のテラス席
大歩危峡を一望できるテラス席があるのも大きな魅力。開放感抜群のテラス席では、のびのびとジビエやコーヒーを楽しむことが出来るだろう。
写真を撮りながら、「よし、絶対にテラスで食おう!」と固く誓ったのはいうまでもない。
充実のコーヒー
俺ね、ひとつだけ後悔していることがあるんだ。
それはカフェなのにコーヒーを注文しなかったこと。これは痛恨のミスだ。
一応俺はコーヒー苦手なんだけど、喫茶店の本格的なコーヒーは好きだからさ。何かテンパって注文し忘れたのは心残り。次回は必ず頼む笑
ジビエのおみやげ
おうちで! ジビエバーガーキット(冷凍)やCafe & ジビエオリジナルイノシカパティ(冷凍1枚)、イノシシソーセージ(冷凍・3本入)がお土産として買って帰ることが可能だ。
宅配サービス
「3000円以上のご注文から」「お店から片道30分のエリア」「配達料500円」という条件つきではあるものの、宅配サービスまでしているとは驚き。
また地元割というサービスまであり、全商品20%OFFは凄いね。
Free Wi-Fi spot
フリーのWi-Fiがあるのも嬉しいね。これは道の駅大歩危全体のサービスのようだけど、本当にありがたい。特に観光客からすると、これから向かう先のことをスマホなんかで調べるときなどに重宝すること間違いなし。それこそ注文して、その待ち時間にスマホ弄るときにも大活躍。
守ろう おねがい
うまいよ!ジビエ料理店 認定証
徳島県で50店とない、うまいよ!ジビエ料理店認定証(令和4年5月中旬現在)があった。徳島県公認みたいなもの。俺がこの認定証のあるお店にきたのは、ハレとケ珈琲以来だ。
そうこうしているうちに、注文していた「イノシカバーガー」が完成した。
呼ばれて取りに行き、「イノシカバーガー」を受け取ると、すぐさまテラス席へと向かった。
イノシカバーガー
俺は子どもの頃からハンバーガーをこよなく愛する者。
旨いものたちを旨いもので挟んで食べる。最高の食べ物ではないか。
それでは早速、いただきます!!!
大口開けて、思い切りかぶりつく。ここで気づいたんだけど、包みが袋状になっていて、ソースがこぼれづらくなっていた。俺みたいに、大きめのハンバーガーを食べると高確率で服を汚してしまう人も安心して食べられる。
っていうか旨い!!!!
猪肉も鹿肉も大好きだけど、それが上手く合わさってて、更にまったくクセがなくて食べやすい。これは旨いぜ、旨い過ぎるぜ。
パティ部分も文句なしで最高に旨いが、もっと衝撃を受けたことがある。
それは、野菜も凄く美味しくいただけたこと。
このソースがまたお肉だけじゃなくて、野菜にも合うんだ。酸味がほどよく効いたソース。このソースがあったら、野菜嫌いの子どもも野菜大好きになるんじゃねえかと本気で思ったくらいだ。
「時折景色を眺めてみよっと」と思っていたのに、結局全部食べ切るまでイノシカバーガーに集中してしまった。もう虜である。
ごちそうさまでした!
帰り際、お土産までいただき、恐縮しっぱなしな俺だった。
だが、俺のCafe & ジビエ取材は終わっていない。なぜなら俺は横川さんと1つ約束をしたのだ。
「ここのメニュー全部食います(月1くらいでやってきます)」
と。現段階(令和4年5月中旬現在)においては、10種類以上のジビエメニューが並んでいる。なので、この取材は最短で10か月スパンで完了する予定である。
今回はここまで。それではまた。したらなー。