正直言うと、松茸は香りを楽しむ嗜好品みたいなもので、「美味しい食べ物」というフォルダ分けをしていなかったように思う。何なら椎茸や舞茸、エリンギなんかをバターや醤油、マヨネーズや七味唐辛子で味付けした、おつまみ化粧をまとったキノコのほうが断然大好きだった。
だから、今回の松茸狩りにしても、「絶対に見つけてとって食べるだい!」という気持ちは微塵もなかった。それ以上に地元民たちと一緒に山を冒険出来る嬉しさの方が大きかった。
素人なりにいろんな大小様々な山へ遊びにいって怖い思いもしてるからね。その山に子どもの頃から出入りして知り尽くしている地元民たちが一緒に山へ入ってくれるなんて、めちゃくちゃ心強いことこの上なしって話なわけだ。
でね、その松茸狩りの冒険に関しては前回記事にしてザックリと書いたとおりだから、その辺りに関しては記事を読んでもらいたい。
前置きがかなり長くなったけど、とにかく今回はそんな「好きなキノコランキングで、松茸がさほど上位じゃなかった男徳嶋ダイスケがもんどりを打って驚いた衝撃の松茸の実力」について書いてみるよ。