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【駄論文】鳴門金時棒VSうまい棒徹底比較検証記事【アカデミカルボンバー】

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ホンマは「細かな比較とかもしといたほうが……でも、めんどいからいっか」なんて頭をよぎって、前回記事を更新したの。

そしたらさ、盟友であり最大にして最強のライバル・なまこマンさんからコメントいただいたの。

「本家・うまい棒との原材料の違いが気になった」
「鳴門金時棒には鳴門金時が使われているのか」

と。やっぱりきちんとレビューする方からすると、当然のごとく気になるポイントなんだろうね笑
「言われてみれば、レビュー記事ならそれくらいめんどくさがらずに書かなきゃな」と改心しつつ、追加更新。

なお、後々前回記事とまとめて動画にすっから観てくれ笑
それと味における比較は前回記事をどうぞ!

さて、こっから本題ね。
ずばり本家・うまい棒と鳴門金時棒の比較をしていこう。

まず、うまい棒(チーズ味)の詳細を。

うまい棒(チーズ味)

うまい棒(チーズ味)


カロリー43キロカロリー
たんぱく質0.5グラム
脂質2.8グラム
炭水化物3.9グラム
食塩相当量0.1グラム

身長11.2センチ
体重7グラム
身幅2.6センチ

コーン、植物油脂、チーズパウダー、乳糖、クリーミングパウダー、乳製品、パン粉、砂糖、食塩、香辛料/調味料(アミノ酸等)、香料、パプリカ色素、甘味料(スクラロース)、pH調整剤、ターメリック色素、(一部に小麦・乳成分・大豆を含む)

続いてこちら

鳴門金時棒

カロリー32.3キロカロリー
たんぱく質0.3グラム
脂質1.7グラム
炭水化物3.9グラム
食塩相当量0.02グラム

身長10.2センチ
体重9グラム
身幅2.7センチ

コーングリッツ、植物油脂、焼き芋風味シーズニング(砂糖、ホエイパウダー、デキストキン、食塩、粉末酵母エキス、粉末コーヒー)、鳴門金時パウダー/香料、卵殼Ca、微粒二酸化ケイ素、甘味料(ステビア、スクラロース)、(一部に卵、乳成分を含む)

さて、ひと通り必要そうなデータが揃ったところで無い頭をしぼって検証してみるとするか。

お菓子楽しむのにカロリー気にするのはナンセンスではあるけれども、あえて比較すると、鳴門金時棒のが数値が低いね。脂質の高さもうまい棒(チーズ味)が上回ってるか。

で、うまい棒はチーズ味だからか少したんぱく質で鳴門金時棒を上回ってる。

炭水化物に関しては完璧に同数値。

あとは30歳越えてくると気になる食塩相当量ね。これが比較するとかなりの違いがあった。うまい棒が0.1グラムで、鳴門金時棒が0.02グラムとうまい棒(チーズ味)のが5倍高いことがわかった。

なるほどね。やっぱりお菓子の基本的な構造はコーンっぽい原料で形成されてんだな。そこに様々なパウダーなんかで味の個性を振り分けていってる感じか。

で、なまこマンさんも気になってたように、

鳴門金時棒には鳴門金時が使われているのか否か。

どうやら使われているようだね。一応原材料のなかに鳴門金時パウダーなるものが入っているみたいだし。でも、しっかり練り込まれているというより、パウダーだからコーン成分ベースの「棒」に、鳴門金時の風味を乗せた粉がまぶされているというイメージでいいのかな?

でも、食べたときに甘いさつまいもの風味は感じたからね。鼻から抜ける感じやら、口のなかに広がる感じやらと、「おっ、さつまいも感あるやん」みたいな感覚はあったもん。

ただ鳴門金時パウダーだけじゃなく、焼き芋風味シーズニングなるものも使用されとるから合わせ技一本での「鳴門金時感の高い再現度」なのかなとも思ったな。

それから原材料の一覧見てて気になったのが、

コーン(うまい棒)とコーングリッツ(鳴門金時棒)の違いね。どちらも各々メインとなる原材料なわけだ。そこの表記の違いがやはり気になる。

で、簡単に調べてみた。

まあコーンは、あれでしょ?
コーン。とうもろこしのことでいいでしょ?

問題はグリッツってなんなのって話なわけだ。
調べたっていっても、いつもの如くWikipediaを開いてみただけだけども笑

そこによれば、コーングリッツとは、

トウモロコシを挽いて作られた穀粒である。

らしい。つまり、細かく砕かれたコーンのことで良さそう。となると、コーンもコーングリッツも根本的には同じってことで良いか。

ちなみにコーングリッツの主な用途のひとつに、コーンフレークのようなシリアルの原材料があるので、我々は無意識のうちにコーングリッツのお世話になっていたらしい。

あとはバーボンなどの原料にもなっているとか。

なかなか幅広く活躍してるね、コーングリッツは。

とまあ、さほど違いはなく、おそらく表記の細かさが鳴門金時棒のがやや上回ってるってだけのことなのではないかと考えられる。

つまり、うまい棒も鳴門金時棒も軸は同じ仲間ってことで良いみたい。まあ食べたら「仲間やわな」とすぐにわかるんだけども、今回は原材料などデータをもとに照合して、類似点を引っ張りだしてみたわけさ。

じゃあ今度は最大の相違点は何か。

鳴門金時棒とうまい棒の旨い棒としての相違点

数値を比較したときに、最も差が出てたのが食塩だったり、カロリーの高低差があったりした。けど、それはうまい棒のフレーバーによっても違いがあるだろうから、一旦そこは忘れよう。

それでは他にどのような相違点があったか。

前回記事でも載せてた本家・うまい棒との実物比較画像を見てもらうと、(一応)同じ6グラムという内容量に対して、両者のサイズ感が結構違うのが気になった。

明らかに鳴門金時棒のが背が低くて、ガタイはしっかりしているのだ。うまい棒は少し背が高くて、やや細身。でも、公称内容量が同じ。

これはアレだな。ルスラン・カラエフとバダ・ハリが同じリングに上がって戦ってるのと同じ感覚か。

まあ、あと実際に測定したら、鳴門金時棒が9グラムでうまい棒が7グラムと2グラムの差があったので、その辺にボリュームの相違があったのかなと捉えとくか。

我々一般人と格闘家たちとでは、2キロの差の意味合いが大きく異なるように、お菓子の2グラムの差にも我々が思う以上の意味合いの違いがあるのだろう。

さて、思うように全然まとまんないところで、知恵熱が出てきて目眩がし、足元がおぼつかなくなり、眠くなったので「うまい棒と鳴門金時棒徹底比較」はこれにて終了。

検証して、それをまとめようとしてわかったことは、
「論文書ける人はスゲエ」ということだ。俺にはとてもじゃないけど真似が出来ん笑

以上、改めて大学生や学者、研究者たちの偉大さを痛感したところで、今回はここまで。それではまた。したらなー。 

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