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【廃校リノベ】ひとりぼっちのたねのやゲストハウス鬼満喫していく話【吉野川市】

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俺が生息している吉野川市には、2018年に廃校になって、2021年にリノベーションされて立派なゲストハウスとして転生した場所がある。

その名も「たねのやゲストハウス」。前世は種野小学校である。

というわけで今回は、2019年11月「山奥の廃校ホステル ハレとケホステル(三好市)」以来となる、廃校リノベ宿泊施設ひとりぼっちお泊り企画!!!

予約前にホームページを確認

ホームページを見る限り、廃校になっているとはいえ、3年以内にリノベーションされて生まれ変わっているので内装もかなり綺麗に見える。

また、遊んだり食べたりするのだけを堪能することも出来る。1枚2000円必要になるけど、カフェスペースにある石窯を使ってピザ焼き体験が出来るし、3000円バーベキューをすることが可能。ただし、

※お食事は団体及び5名様以上の場合ご用意できます。4名様以下についてのお食事は持ち込みをお願いいたします。

とのこと。なので、今回も俺はひとりぼっちなので、お食事は持ち込むことになった笑

「なるほど。冷蔵庫とレンジとポットは利用できるけど、共用キッチンは1時間660円(1日3690円)必要なのか。風呂があるのはありがたいなあ。タオル貸出・歯ブラシ販売はあって、お風呂のボディソープ、シャンプー、リンスもあるけど、アメニティはなしか。なるほど」

なんていちいち確認しながら、予約の連絡を入れる。無事予約確定。

聞けば、たねのやゲストハウスは1日1組のみ受け入れているそうなので、自動的に当日だけは俺が1日占領することになる。

宿泊料金は大人1人3300円子どもは2200円だ。

ちなみに、自宅からたねのやゲストハウスまでは車で30分以内で到着する。

宿泊当日(9月末某日午後3時チェックイン)

とりあえず受付に向かい、チェックインを済ませる。

いろいろやりたいことはあるけど、まずは部屋に入って、準備をしなくちゃいけないもんね。

宿の方に聞けば、
「たねのやゲストハウス」は宿の方が誰かしら常駐してくれているらしい。なるほど。それなら安心だ。

ただ夜には鍵をかけるので、深夜に自由な出入りは困難になる模様。10時、11時までは大丈夫そうだが。(もっとも宿の方に言えば不可能ではない)

宿代3300円を前払いし、カードに名前や住所などを書き込むと、いよいよ部屋に案内してくれる。

俺が泊まるのがこちら。

宿泊部屋1(最大4名)

新しい畳の香りがして良いね。
エアコン、壁掛けテレビ、大きな円卓テーブル。良い。

独り占めする部屋にしては、かなり広々としており、最高である。

部屋の案内が終わると、いよいよ探検スタートだ!

1階には宿泊客が快適かつ楽しく過ごすための部屋が集まっているようだ。

キッチン&厨房

ピザ窯

キッチン&厨房、ピザ窯は今回利用しないけど、かなり気合いの入った設備だと思わない? 

それなりに料理出来る人が使えば、大抵のことは出来そうだよね。

玄関フロア

鬼スコ売ってた笑
あと瓶ジュース買えるのもいいよね。
コーラとかジンジャーエールとか。

トイレ

超綺麗なトイレ。

風呂場

なかなか広々とした風呂だ。
この日は俺ひとりで申し訳ないが、俺だけのためにお湯を沸かしていただくことにしている。ちなみにこのお風呂にお湯をためるには1時間ほどかかるのをお忘れなく。

廊下

廊下には吉野川市ゆかりのスポットや文化をおさめた写真などが飾られている。
また、誰でも自由に使える冷蔵庫やレンジ、ポットも完備。なるほど。これならカップ麺作ってグラウンドで食べるなんて楽しみも味わえそうだ。

あと窓に沿ってカウンター席みたいな感じにもなってて、よい。夜はここでハイボール飲もうか。

それからちょっとした本棚があって、なにやら見覚えのあるものを発見。

ゾンビハムスターねずこちゃん!
原田先生、ここにもいましたー!

キッズルーム

1階の隅の部屋にはキッズルームがある。
小さい子どもたちが楽しく遊べるように、たくさんオモチャなどが準備されている。
オモチャだけじゃない。電子ピアノもあるし、マンガだって棚いっぱいにある。

スケットダンスあった。

ドミノやパズル、お人形さんやぬいぐるみ。そうそう、段ボールハウスもあったな。

あとテントをのぞくとさ、ジンベエザメとキングメタルスライムがいた笑

ちなみにこのキッズルームは、飲食が可能。なので禁断のキッズルームで酒を楽しむこともできる。

1階は比較的リノベーションが進み、オシャレに変身しきっている箇所がほとんどだが、宿の方いわく2階は元の学校の部分がたくさん残っているとのこと。これは楽しみだ。

ウキウキしながら階段を昇る。
階段を昇りきると、まず左右にルートが分かれるので、とりあえず左手側に進む。

1年生

凄い懐かしくも可愛らしい教室。

俺が通っていた上浦小学校も小さな学校だったが、種野小学校もなかなか少数精鋭学校だったっぽいね。

教室の前と後ろに黒板がある。
また、時間割などを書くための黒板がより一層懐かしい。誰かがチョークで書いてあるのも良いな。

もくひょうは「みんなでたのしくわんらんど」であり、日直は、らーことうみっぺである。

1年生の教室を出て、さらに左手奥側に進むと、

特活室

上浦小学校にはなかったかな。
入ってみると、まあ広い部屋。ピアノ置いてあったり、パイプ椅子置いてあったりするから、多分児童が集まる部屋だったのかもな。

わすれないよ種野」か。

実を言うと我が母校・上浦小学校も今年3月に閉校になり、廃校となったのだ。

だから、なんとも他人事とは思えなくて、なんとなくグッとくるものがあるね。少子化に加担している俺が言うのもなんだけど、やっぱり寂しい。

とはいえ、この種野小学校はゲストハウスとしてのセカンドキャリアで人々に喜ばれているのだから立派だね。

もしも俺が大富豪なら徳島県内中の廃校全部買い占めて、宿泊可能な道の駅みたいな施設にするんだがな笑

便所


封印されている。

さくら


こちらは飲食禁止の撮影スペース
黒板には超上手い犬たちのイラストなどが描かれている。マジ上手いよね。

そして、反対側にはトロフィーや校歌、窓際には「種野みどりの少年隊」の旗が掲げられている。

2年生

4年生

5年生

6年生

とりあえず2階はこんな感じ。
見に行ける部屋がたくさんあって、それだけでアトラクションが豊富にある遊園地みたいで楽しい。

やっぱり学校に泊まるとなりゃ、アレしたいしね。アレするなら部屋数は多いほうが良い。アレはアレだよ。

……そう、夜の肝試し探検!

でも、ちょっと1記事にまとめるのは難しいので、今回はここまでだな。それではまた、したらなー。

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