花火
ホンマ凄かった。
初っぱなから最後まで終始クライマックス。日本花火の最先端であり、集大成であるような、技術がふんだんに花火玉ひとつひとつに込められていた。
また、音楽と組み合わせた演出があるのも良かったね。それを見上げる観客たちの歓声も相まって、素敵な盛り上がりをみせていた。ド派手な花火には子どもたちがキャッキャと明るく元気な声をあげ、テクニカルな花火には大人たちが感嘆の声をもらす。
始まる直前、「声だして良い」と公式にお達しが出てて、ようやくかつてのような賑やかさを取り戻してきているんだなと思った。
でね、目新しい試みがあって面白かった。
と言うのも、入場時にパンフレット貰ったんだけど、そこに各花火の点数記入欄があるわけ。
どうやら審査員たちのほかに、俺たち観客も採点していくスタイルらしいんだな。
実際は記入欄はメモがわりに点数書いて、掲載されてるQRコードでサイトに飛んで送信するんだけど、こうすることで俄然姿勢を正して見ようとなるよね。
俺も、終始花火をカメラで撮影しつつ、肉眼でも花火見上げてさ、採点しようとするんだけど、甲乙つけがたいにも程があるね笑
花火単体を評価する人もあるだろうし、コンセプトに沿って音楽との組み合わせ演出を総合的にみる人もあるだろう。観客全員が審査員なんだから、評価も十人十色だろうな。
俺が重要視したのは、花火の映え具合と歓声の大きさ。打ち上げる人と見上げる人で合わせて一本スタイルで採点。ただ、俺ごときの採点を掲載せる必要はないので省略!
どれも魅力的な花火ばかりで、誇張ぬきで泣きそうになった。競技花火が終了し、この日最後の花火・火神には度肝を抜かれた。
もう「これでもか!」ってほど豪快で、派手で、「まだ終わらないでくれ」という哀愁みたいな気持ちも芽生えるような花火で締め括られた。
でも、花火の魅力ってどんなに文章費やしても、表現しきれないな。こんなの書くと、またわけのわからん文句が来そうだけど笑
寒さ
この日は、非常に底冷えのする夜だったんだけど、ブルーシートの上で4人固まってると暖かいんだぜ。さらに両サイドの見知らぬグループたちの存在もありがたくて、集団で固まって暖を取りながら皆で花火を見上げる。
この数年はなかった「密」の良さみたいのを感じられた。
そうそう、密ってもともとはそんなネガティブなものじゃなかったんだよな。
たまには人混みもいいものだと、俺としては価値観がくるりとひっくり返るような印象を抱いた。
帰り
花火が終了したのが、午後8時くらい。
で、シャトルバスで駐車場に戻ってこられたのが午後10時。
まあ長かった笑
驚くほどの大混雑で、なかなかシャトルバスにも乗り込めなかった。
ただ、俺たちが向かう駐車場は他の駐車場に比べて、何故かシャトルバスの本数が多かったため、比較的早く乗り込めた。
もしかしたらシャトルバス乗り場を、わかりやすく散らした方が大混雑を緩和出来るかもしれないな。
結局、最後の最後でポンジュさんとはぐれてしまうということはあったものの、無事全員帰宅出来たので、よかりしも。よかりしも。
いやあ、めちゃくちゃ楽しかった!
しかし、こうして「花火を見るため」に外出して、現場で見上げながら待ったなんていつ以来だろうか。ほとんど記憶にないな。
誘ってくれたポンジュさんには感謝しかない。ありがとうございます!
動画撮ってきたから少しお裾分け。
案外GoProも花火撮れるんだな。想像以上に綺麗に撮れて満足。
あとこういう時にはトランプか簡単なカードゲーム持っとくと良さそう。知らないグループに勝負挑んでたら、あっという間に時間経つだろうし。
いろんな発見があった!
それでは今回はここまで。したらなー。