大塚国際美術館の地下3階には、2018年3月にオープンした「 Café Vincent(カフェ フィンセント) 」という、ゴッホのファーストネームをつけたカフェが存在する。
地下3階から地上2階すべて周り、隅々まで観尽くした俺は疲れを癒やすべく、「帰宅するためのエネルギー」としての甘いものを求めて同店に入っていった。
こちらもレジ前で注文するシステムなのだが、変な家族に笑ってしまうほど露骨な割り込みを食らった。(婿旦那みたいな男性だけは俺の興味のない虫を見るような眼差しに気づいて、後ろに回ってくれたので許してやろう笑)
「ゴッホの黄色いプリン下さい」
注文し、お金を支払い、ふと左手側に目をやるとこんなものがあった。
ゴッホの部屋じゃないか!!!
おおおっ、見事に再現されているなあ。。。パシャパシャ……。
ひとり興奮していると、プリンが出来上がり呼ばれた。それを受け取り、空いている席につく。
おたまみたいなスプーンを持ったゴッホと店名が描かれたホワイトチョコレートと、キンキンに冷えてやがるアイスクリーム。そして、ボリューム満点のプリンとカラメルソース。
これがまあ美味いの。
カラメルソースのほんのり焦がした苦味が甘さを際立たせることに、最初に気がついた人には何度お礼を言っても言い足りないな。
最初にスイカに塩振って食べた人と同様に讃えたいよ、俺は。
はい。ごちそうさまでした。
〆のお買い物
とりあえず「大塚美術館っぽいお土産でも買って帰るか」と思い、プリンでパンパンになったお腹を抱えた俺が向かったのは、地下3階のミュージアムショップ。
展示される超有名画にちなんだお菓子であるとか、グッズがたくさん並んでいるミュージアムショップ。でも、同じように並んでいる大塚食品の名作も気になるところ。。。
で、結局俺が迷い、悩み、苦しみぬいて選んで買ったお土産がこちら。
ヒマワリ和三盆
名画ゴッホのヒマワリとゴッホ自身を模した和三盆。和三盆といえば、徳島県の名産品だもんね~。(お上品な砂糖菓子)
香川県製造やないか!!!笑
そう、和三盆は香川県の名産品でもあるのだ。いやあ、香川県の和三盆も美味いですな。すっきりとした甘みがお上品で美味い。
ボンカレー ちゅうから
俺ね、ボンカレーってあんまり食べたことないんだな。だから、気になって買っちゃった。
松山容子さんが持っているボンカレーのパック。よく見ると「ヒートパック」と書かれている。たしかボンカレーはレトルトカレーのはしりみたいなものだったはずだから、きっとレトルトって言葉がまだ無かったんだろう。
だから、きっとヒートパックって書いてあるんだな。(え? どうでもいい?)
ムンクのステッカー
これ、よくない?
帰宅後、何気なくコレ手に持って「どこに貼ろうかな」と思ってると、ふと思い出したことがあるんだ。
俺ね、小学生2,3年生の頃にムンクの「叫び」にハマってた時期があったんだわ。当時俺のクラスでは「マンガを描く」のが流行ってて、「ムンク(叫び)」を真似して描いてた記憶がある。
そういえば当時めちゃくちゃマンガ描いててノート40冊くらい分描いてたわ。漫画家に憧れてて、それから数年間は漫画家になりたかったんだけど、「絵を描くの大変だな」と元来の面倒くさがりが災いして、「そうだ、物語は文章で表現するほうが楽だわ」と小説家志望の少年に変わっていったんだっけな笑
何か急に子どもの頃の自分に、今の俺自身の有様が無性に申し訳なくなっちゃったな。。。もっと頑張んないとな!
大塚美術館記事、おしまい。