小麦のヴンダーというお店があるのは、フォロワーさんのリポストなどで見ていたから知っていた。
知っていたんだけど、小麦のヴンダーのお菓子などを食べたことはなかった。ちょうど阿波食ミュージアムに買い物に出掛けた際、2種類のチーズケーキだけ買えたのでリポートを少々。
まず、俺が今回買ってきたのは、
以上の2種類だ。容器のふたを開けずとも、すでに旨そうだろう?
さっそく開けて、眺めまくってから食べてみることにしよう。
さて、どっちから食べてみようかなあ。
先攻:濃厚スフレチーズケーキ
見て。この見た目からふわふわとした質感が伝わるよな。フワフワではない。ふわふわだ。
立てたフォークがゆっくり沈み込んでいく。フォーク越しに感じる柔らかさ。思わず口角が上がってしまう。まだひと口も食べていないというのに、もう嬉しい。
期待しながら、ゆっくり口にイン。反射的に口から飛び出す、
「うまい!」
おしとやかで、食感と同じようにふわふわとしたチーズの風味。「濃厚」とはいうものの、後味はスッキリとしており、あっさりとした引き際だ。潔いチーズケーキ。
上品なくちどけだから、チーズが苦手な人でも食べられるんじゃないかな?
紅茶に合いそうなチーズケーキという印象だ。かなり旨い。
ごちそうさまでした!
さて、バスクチーズケーキはどうだろうか?
後攻:バスクチーズケーキ
先攻の濃厚スフレチーズケーキが軽快なステップを踏むような、アウトボクサーだとしたら、こちらのバスクチーズケーキは、どっしりリングの中央で構えているベタ足のファイターという印象を受ける。
まあ、可愛らしいチーズケーキを格闘技で例えるのもアレかもしれんが、そういうイメージがわいたんだから仕方ない。許せ。反省はしない。
こちらはね、ふたを開けた瞬間からチーズの香りがするんだよ。チーズ大好きおじさんとしてはさ、思わず喉を鳴らした。ゆっくり握ったフォークを突き刺してみる。
ずしっ。
手先に訪れる重厚感。な、なんだ。
俺は今、いったい何を相手取っているというのだろう。いや、俺の手の先にはチーズケーキ。そう、美味しそうなチーズケーキがあるだけ。
重厚なチーズの圧を感じつつ、ゆっくりと口へと運んでみる。舌触りは、しっとりというか、ねっとりというか。少しクリーミーな感じだ。濃いチーズの風味が鼻孔にドーンである。
そして、こっちも反射的に、
「うまい!」
まあ、わかっていたことなんだけど、どちらも旨いわな笑
とくにチーズやチーズケーキが大好きな俺としたら、甲乙つけがたいというか、つけられるはずもなく。旨かった。うん、マジで旨かった。
でね、食べながら、ふと思ったんだけどさ。チーズってお酒に合うじゃん? ワインにしろ、ウイスキーにしろ。チーズケーキだったら合うのかな?
白ワインとはよく合うが、ウイスキーには合わないらしいんだけど。
試してみたいなあ。と思いつつ、今回はここまで。
それではまた、したらなー。