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【御勝手コラボ】ぶどう饅頭×本格芋焼酎 里娘をしわしわ嗜む話【鳴門金時芋ロック】

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川田まんぢうで1杯呑むみたいな記事と動画をあげてきたけど、こうなったら他の徳島県銘菓とのマリアージュがどんな塩梅なのかが気になってくる。もう川田まんぢうをウイスキーで楽しむ、なんてことが出来ないわけだから……。(俺は復活を待っている状態である)

さて、今回ご紹介するのは、徳島県民なら「ああ、オマケのアレが入ってるやつね」とすぐにピンとくるだろう、アレ! 

ぶどう饅頭

地球に優しい「ぶどう饅頭」紙パッケージ。版である。

ちなみに1袋でお団子スタイルのぶどう饅頭が5本入ったタイプのやつだ。

この紙パッケージには、オマケとして面白いものが入っているのだが、とりあえずパッケージを眺めるところから始めていこうではないか。

日乃出本店の名が入った飛行機から顔を出し、ぶどう饅頭を掲げているちょび髭の旦那様。おそらくは西川芳太郎氏(日乃出の初代)を模したキャラクターと思われる。

ちなみに西川芳太郎氏や日乃出についての簡単な説明書きも持っているので必見だ。

説明書きによれば、

大正3年に西川芳太郎氏が、剣山の武道信仰にちなんで、ぶどうを模した饅頭を生み出したことが「ぶどう饅頭」の始まりらしい。

洒落から始まったお饅頭も、100年余りの歴史を刻み、現代でも愛されているのだから素晴らしい。

パッケージを十分堪能できたので、開封していく。

阿波名物 ぶどう饅頭

これこれ。これがぶどう饅頭の包みパッケージ。淡い紫色で描かれたぶどう饅頭の絵が可愛らしい。

その上に達筆な「ぶどう饅頭」の5文字が、100年余りの伝統の重みを感じさせてくれるギャップも素敵である。なかなかしっかり包み込まれており、俺のような不器用な人は開けるのにやや苦戦する。

そして、紙パッケージならではのオマケを忘れず紹介しておく。

日乃出幸運券 壱億円 

こういう凝った造りのオマケって、いくつになっても嬉しくてテンション上がってしまうよね。しかも、願い事を書いて、財布に入れておけばラッキーなことがおこるかもしれないというお守り要素も面白い。このオマケを入れるようになったのも、西川芳太郎氏がお客さんを笑顔にしたい、土産話のネタにしてもらいたいという願いを込めてのことらしい。

ぶどう饅頭の誕生秘話といい、壱億円札といい、どうやら西川芳太郎氏は面白いことを考えるのがお好きだったようだ。

さてパッケージやら、壱億円札やら外側を十分に楽しんだので、そろそろ内側の魅力に迫ることにしようか。いざ、食う!

実食

ぶどうを模した可愛らしい饅頭が5つ連なっている。

いただきます。

結構あっさりめな口当たり。甘さも案外控えめで、べとつかないのが好印象。重たくないので、次々食べていける。旨い。

こうなってくると、御勝手コラボとして、早く徳島県の酒とのマリアージュを試してみたくなる。前回、川田まんぢうとのコラボで見事な味わいを実感できたので、今回も期待しつつ、お酒を引っ張り出してみる。

はい。前回同様、本格芋焼酎 里娘。

色味が似ていて、イイ感じ。ロックでいただきましょうかね。

まずは、饅頭を1つ頬張りまして、そこに里娘ロックを流し込みます。全神経を舌に集中。

……うーん。合わない。

両方別々と考えたら旨いんだけど、組み合わせとしては合わないな。多分焼酎やウイスキーに合うのは、わりとしっかり甘さの主張がしっかりあるお菓子がいいのかなと。

結論としては、ぶどう饅頭と里娘はそれぞれ別々に楽しむのが一番いい!

ちなみに、ぶどう饅頭と里娘のマリアージュ動画はYouTubeにもあげているので、興味ある方はぜひご覧ください。

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