お盆2日目は、とある有名スポットへ向かうのがメインということで出発したんだけど、
思わず「にゃんだ、ここは?」と言ってしまった素晴らしすぎるスポットを発見したのでご紹介。
そのスポットの名は、
お松大権現と言って、「猫神さん」を祀ってある神社だ。
ひと言でいうなら、
とてつもなくネコネコした空間だ。
お松大権現とは Did you know?
おとといまで俺も知らなかったんだけど、
お松大権現について軽く説明しとく。
村のために富豪から借金した庄屋は、ちゃんと返済したのに富豪の策略で「返してもらってねえ」と濡れ衣を着せられる。そして、ショックを受けたまま庄屋は病死してしまう。その後、借金の担保だった土地が富豪に取り上げられた。病死した庄屋の妻・お松が奉行所に訴えたが、すでに富豪から買収されていたために不当な裁きを下した。その結果、お松は処されてしまう。それに怒ったのが、お松の愛猫・三毛猫で、その猫が化け猫となり、富豪や奉行の一族を滅ぼした。(参照:ウィキペディア)
それがお松大権現に伝わる説らしい。
入り口付近からでかい招き猫がお出迎え
鳥居が小さいんじゃない!
招き猫がでかいのだ!!
思わず「可愛い!」と巨大なひとり言が出たのは、この足跡型が入った石畳っぽいタイルっぽいのを見た時だった。
幸い、参拝客は誰もいなかったのでセーフ。恥ずかしくなかった。
大量の招き猫たち。いったい何をそんなに招いているのか。かなりの数があって、結構迫力がある。
ガラガラがあったので覗いてみると、
ガラガラの向こうにも招き猫!!
勝負事にご利益があるとかないとか。
ひとりでおみくじを引いても楽しくないので今回は引かず。
ありがたそうな「さすりねこ」を発見するも、さすらずに眺めつつ、シャッターを切る。
時折見受けられる、切り絵風の装飾が格好いい。
なんて、思ってたら「にゃんてこった!」という衝撃の出会いが待ち受けていた。
天女ならぬ天にゃ登場
何やら背後で「にゃーにゃー」声がするので振り返ると、愛らしい子猫がいた。
お可愛いこと……。
だけど、俺には「猫大好きなのに強力な猫アレルギー」という祟り級の持病があるのだ。。。撫でるのを我慢しつつ写真を撮りまくる。
この子がまあ人懐っこい。しゃがみながら写真を撮ってるとどんどん近づいてくるのだ。
多分、捨て猫なんだよね。。。
ほら、入り口にも「捨て猫厳禁」って書いてあったし。
でも、うちは飼えないんだ。ごめんな、ごめんなと言いつつ、少しずつ距離をとっていく。
肩越しに聞こえるか細い鳴き声に後ろ髪をひかれつつ、心を鬼にして観光続行!
猫の大仏と猫の七福神
こんなの見つけたらさ、絶対見に行くでしょ!
何となく可愛い猫がでかいのかと思って言ってみたら、
どーん!!
でか!
大きさに衝撃を受けていると、またもや気になるものを発見。
何なんだよ! ここは! 俺を呼び寄せるために特設したの? 猫好きホイホイなの?
そして、見えてきたりまするは、こちらの七福神!
寿老人
恵比寿天
大黒天
弁財天
毘沙門天
布袋尊
福禄寿
俺は七福神マニアじゃないからわからないけど、こんな感じ。
一瞬だけ脳裏に「我ら、ドラえもんズ!」というフレーズが出てきたが気のせいだろう。
猫の不動尊
格好いいなと思ったのが、猫の不動尊。
そして、存分にネコネコワールドを満喫した俺は、満足して帰ろうと来た道を戻っていった。
すると、そこで思わず「にゃんだ、ここは? 天国?」と口走ってしまう状況に遭遇することになる!
ネコネコ大集合
ふいに「さっきの子猫、まだいるかな」と気になって、目で探してしまった。
すると、発見してしまった。。。
まさかの違う子!!
と思ったら、さらに奥から違う子!!
可愛い襲来に恍惚としていると、更に更に違う子!!
そして、背後から鳴き声。今度こそ「さっきの子か!?」と振り返る!
また違う子! デカッ!
さっきの子はどこ行った?
と当たりをみまわしていると、
現れた! けど、また違う子!!
しばらく探してみるけど、さっきの子がいない。。。
諦めて、鳥居をくぐって帰るんだけど、子猫たちがついてくるのだ。。。
「ごめんな、俺は君たちを救えない」
と顔をそむけ、階段に目をやると、
さっきの子発見!!
まさか先回りして待ち構えて、挟み撃ちを狙っていたとは……。
あまりの策士ぶりにうろたえているうちに、ぞろぞろと子猫たちが近づいてきた。
でも、不思議と石畳よりこっちには出てこないんだ。
「バイバイ!」
と手を振り、子猫たちの視線と鳴き声を振り切るように空を仰ぐと、
まさかの虹。
「わあ、綺麗」と思わずつぶやきながら、カメラを向けてるときに、
「ホンマやなあ」とおばさんの声。
全然知らない近所のおばさんが俺のひとり言に返事をしてきたのだ。。。
最後の最後にはずかしめられた俺であった。
お盆2日目はまだはじまったばかり。
次の記事に続く!
※この記事が更新されている頃、私はもう阿波踊りを観ていることでしょう。