終わった。
あっという間の2時間だった。
16,7年ぶりの生阿波踊りに、何度息を呑んだかわからない。
とにかく終わった。
まばらに散っていく1部の観客たち。
そして、30分後にはじまる2部のために集まる次の観客達。
もう少しそこで佇んでいたかったが、そういうわけにもいかない。
俺は物思いにふけりつつ、ぶらぶら歩き回りながら駅へと向かった。
※ちなみに俺が行った13日は中止になった総踊りを振興協会が強行で行なった日だった。
本当は残って見てても良かったんだけど、場が荒れると帰ってこれない可能性もあったし、何よりスマホは電池切れ、カメラのメモリは満杯、
俺はヘロヘロだったために泣く泣く帰宅した。
ただ、帰りの汽車に乗ろうと駅を向かう最中、時折すれ違う阿波踊りの踊り子さんたちが殺気だって歩いてるのを何度か見かけた。
おそらく強行するのに参加する連の人たちだったのだろう。
俺が犯したミス(反省点)
俺のミス1
超有名連が出るまでにSDカードのメモリが満杯になったことね笑
今、良くも悪くも有名な徳島市の遠藤市長がナイスアングルで通り過ぎるのを、満杯になったカメラを手に眺めるだけだった。
ずーっと4GBのやつで充分だったから、大丈夫だとふんでたんだけど、全然足りなかったな。残り半時間くらい残して見る阿呆に集中した。
最低でも16GBくらい欲しかった。これが一番の失敗だね。
踊る阿呆に見る阿呆。メモリを失い呆然とする阿呆。
俺のミス2
とりあえず一晩でいっぱい写真を撮って、そのなかでも「写りがひどくないやつ」「見れないこともないやつ」を見繕って載せてるんだけどさ、
ホントはもっと良いのが撮れるはずだったんだ。だけど、運の悪いことに前にいる人が、やけにもっこりした帽子をかぶって座ってたもんだから、
ほとんどの写真にもっこり帽が写り込んじゃってたの笑 まあ、派手な場所だからオシャレしたい乙女心があるだろうから良いんだけどね( ̄ー ̄)ニヤリ
あやうく「眉山か!」って言いそうになったよ。
ちなみに眉山ってのは、上の写真の奥に見える山ね。ロープウェイで山頂へいける。
もし、次に行く気になれば、もっと早くチケットを買ってS席の最前列狙うか、奮発して特別席とるかするだろうな。
あとね、ものすごい良いタイミングで横切る人がめちゃめちゃ多いんで、シャッター切るタイミング気をつけようね。
知らないおばさんやおじさんの顔面のアップが何枚かあって、この記事書く前に10分くらい笑いが止まんなかった。
※いろいろわけあって「阿波踊りは見送ろう」となってたんだけど、二転三転して結局行くことになった。
そんな経緯があっての阿波踊りとの再会。俺が帰ったあとに中止になった総踊りがあって、また一部で賛否がわかれてるみたいね。
俺はどの組織にも肩入れしたくないし、どれも嫌いだからどうでもいいが、踊り手を泣かせたり、怪我させるような真似だけは絶対にしないで欲しい。
阿波踊りの本質は「踊る阿呆に見る阿呆」のはずだ。みんなが阿呆になって笑って楽しめなきゃ意味がない。
なんとなく、そんなことを思った俺だ。
とにかく16,7年ぶりの阿波踊り。良かったよ。
※本来ならお盆休み2日目の続き記事を載せようと思ってたけど、気が変わったので阿波踊り記事を先に持ってきた。よろしく!