三好 徳島県民による徳島観光 自然・景色

天然記念物サギソウの季節じゃないけど黒沢湿原を練り歩いた話

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黒沢湿原に行ってきた。

「くろさわしつげん」って読んじゃいけねえよ。「くろぞうしつげん」が正解だからね。ゆめゆめ忘れぬように。

この黒沢湿原、サギソウなどの天然記念物に指定された植物や見慣れない虫、メダカやドジョウが見られるらしいので期待して行った。

が、タイミングが悪かったかな。

台風翌日に行くような場所じゃないね。道中軽く荒れてるし。肝心のサギソウはそもそも季節が違うしね。6、7月が旬だそうだから。

おまけに曇り空でよくねえ。。。晴れた日に来たかったぜ。。。

さらに良くなかったのは、俺が葉っぱたちに詳しくないことだった。下調べもせずに来たばっかりに、何がなんだかわからないまま歩き回るはめになった。

だけど、朝早く起きて、家から1時間国道を西へ走らせ、さらに山へ入ること1時間運転しながら軽く車酔いまでして辿り着いたのだ。「わかんないからかーえろ」なんて出来やしない。

なので、ひとり好奇心を燃やして歩き回ることにした。すると、何だかんだで見所は多く、1時間半くらい歩き回って黒沢湿原付近に滞在した。

季節的なこともあるんだろうけど、朝いちだからか蜘蛛の巣だらけ。なので、拾った「折れた枝」を装備して歩く。

30歳になって、棒切れを振り回しながら歩くことになるとは我ながらびっくり。

サギソウのないサギソウ園

地元のお子たちが育ててるらしい。

野鳥観察小屋

扉は開けたんだよ。

でもね、覗き込んだ途端に閉めたね。

だって手のひらほどのサイズのアシダカグモが何かを喰らってるのを見ちゃったからね。。。他にも蜘蛛の気配があったから入れずじまいよ。蜘蛛苦手人間にとっては恐怖の匣だよ。。。

黒沢大師

ここに向かおうとしたとき、たしかに先を行く先を行くおじさんの後ろ姿を見たんだ。「やった!」と内心ほくそ笑んだよ。だって、先に人が進んでるとなると蜘蛛の巣に引っかかる心配なくなるからね。

ところが、デカイ巣はそのまま残ってるし、巨大な蜘蛛がいるし。

で、結局黒沢大師に辿り着いても、誰にも会わなかったんだよな。たぶん遊歩道から外れて、隠れスポットに向かったに違いないんだけど、とうとう見つけられなかった。どこ行ったんだろう。

たびの尻滝

湿原から少し外れたとこに滝がある。

たびの尻滝。由来はわからずじまい。。。少なくともネットで検索かけても、とりたてて書かれてなかった。見落としたかな?

雨降り直後だからか、水量も多く見えたな。小さいけど、なかなか素敵な滝。やっぱり滝は良いね。癒されるわ。

展望台

最後は展望台ね。

かなり斜度はキツいけど、良い景色が一望出来るから頑張る価値はある。

ただそこから駐車場までの道のりが遠かったなあ。歩けど歩けどなかなか辿り着かない。棒切れを振り回しながら、何故か左の裾だけがビショビショになりながら歩きまくった。

で、ようやく車まで帰ってこられた。

よく考えたら、1ヶ所でこんなに長い時間いたのは初めてかもしんないな。

とりあえず次の目的地へ行くため、来た道のりをガタゴト帰って行った。

次回もしここに来るときは晴れた日で、サギソウを見たい。

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