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大塚国際美術館に行ってきた話④ 地下1階(バロック/近代)編

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ちょっと珍しく、今日は2度めの更新。

正直言うと、このあたりから美術酔いに加えて疲れが出始めていて、あとは精神力との戦いになっていた笑(;・∀・)

ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」。これも有名な作品だな。フランスの象徴的な絵画。調べてみたら、原題を正しく訳すと「民衆を導く自由」らしい。でも、正しくなくても一般的に認知されたほうが正しいとされるものだからね。。。

ゴッホの「ヒマワリ」。これは高校のときの美術の授業で模写する機会があったな。何時間もかけて描いて描いて描いてたんだけど、俺、中退しちゃったから完成しないままなんだよな。。。

ちなみに「7つのヒマワリ」というテーマでゴッホのヒマワリ7点と、「ヒマワリを描くゴッホ(ゴーギャン)」が連続して展示されているゾーンがある。

そのなかには、阪神大空襲で消失してしまった幻の「ヒマワリ」の複製もある。それがコチラ。

しかし、ゴッホはヒマワリが大好きなんだな。

ゴッホにとっての向日葵は明るい南フランス(南仏)の太陽、ひいてはユートピアの象徴であったと言われている。 南仏のアルル滞在時に盛んに描いた向日葵を、精神が破綻して精神病院での療養が始まってからは描いていないこともその根拠とされる。

Wikipedia ひまわり(絵画)より

その他のヒマワリはぜひ美術館にて観てみてちょうだい(*´∀`*)

ミレーの「落ち穂拾い」。なんでもミレーは農民画をよく描いてたみたいね。徳島県は今でも比較的農家が多い方である地域だから、妙な親近感がわく。

クリムトの「接吻」はね、スマホアプリゲームの「大富豪」っていうので出てきて知った。(トランプの大富豪で勝つと有名絵画が手に入るというもので、そのなかでクリムト作品が登場して片っ端から高額扱いだったので覚えていた)

金ピカなのと、独特の人物の描き方、模様の感じが「あっ、クリムトっぽいや」と俺の節穴でさえ捉えられる個性の強い絵描きさん。

これもクリムト

ムンクの「叫び」。この作品こそ幼い頃から「何となく知っていた名画」の代表格な気がするな。俺の中では「モナ・リザ」と「叫び」はその2大巨頭。

長らく「ムンクの叫び」というタイトルだと思ってたな笑(;・∀・)

中学生くらいの頃に「ああ、ムンクさんが描いた『叫び』ってタイトルなんか」とやっと把握した記憶があるわ。。。

さて、この地下1階では現在スタンプラリーが催されている。(2020年3月31日火曜日までのようだ)

地下3階でお一人様1冊限り貰える「フランスアート手帳 スタンプラリーブック」を持って、フロア全体をくまなく歩き回ってスタンプをコンプリートしてみることにした。

配置されたスタンプは全部で7つ。そして、それらはすべてこの地下1階に置いてある。

俺は小さな子どもたちにまぎれて、さすらいのスタンプラリーおじさんとしてフルコンプリートすることに成功した。

これが成果だ。

なぜこんな酷い感じになっちゃったのか……。

今からその言い訳をしたいと思う。

実はこのスタンプラリーブックには、フランス生まれの偉大なる画家たちの情報がわかりやすく書かれている。非常に楽しい読み物となっており、それらを読み進めていくと、肝心要のスタンプを押すページにやってくる。

俺もパラパラっとめくり、「あーここに押してけば良いんだな」と何となく把握してスタンプラリーを楽しみ始めた。

ところが俺はこの段階で大きな勘違いをしていた。「スタンプ1つにつき1ページのスペースが用意されているだろう」と思い込んでいた。だから、最初のスタンプと2つ目のスタンプはポンポーンと豪快にページのど真ん中に押し込んだのだ。

しかし、自身の過ちに気がついたのは3つ目のスタンプか4つ目のスタンプを押したときだった。「あっ、やっちまった……」

落ち込む俺が癒されたソファー

スタンプを押せるスペースは全部で4ページ押すべきスタンプは全部で7つ。ちゃんと考えて押さないと俺のように強引にしなければならなくなるのでご注意ください笑

ただスタンプのインクの出具合は最高に良いから、丁寧に押し込めば綺麗に押せるよ。頑張って集めよう!(集めても特になにもないけど楽しいよ)

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