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【超絶リアル菊人形】初めて鴨島大菊人形・菊花展に行ってきた【吉野川市】

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吉野川市の市の花は、菊の花である。

それが由来なのかは知らないが、吉野川市では毎年10月中旬から1ヶ月ほど「菊人形・菊花展」を市役所前で行う。

地元の小中学生が植えた菊であったり、たくさんの菊を組み合わせて作った人形であったりを展示した、非常に菊菊した催しだ。

実は俺も小学生の頃に、授業の一環で鉢に菊を植えて水やりをしていたことがある。水やりだけじゃない。虫食いがないかチェックしたり、軽く間引いてみたりして世話をするのだ。(これが腕白ざかりの小学生には退屈で仕方がなかった笑)

この日は天気も良かったため、俺以外にもチラホラ菊を見に来ている人たちがいるようだった。

うんうん、みんなちゃんと育てておるな。おじさん、感心感心だ。

吉野川市のマスコットキャラクター、ヨッピーとピッピー。緑色の菊の花ってあるんだね。。。なかなか凄い。。。

菊の展示空間にポツンと一軒の小屋があったので入ってみる。

すると……。

ん? 人形だ……ちょっと怖くないか?

思わず脳裏で蘇る、稲川淳二氏の「生き人形」という怪談の導入部。。。(南こうせつ氏のエピソード「私にも聞かせて……」あたり)

なかなか精巧に作られた人形のリアル感に呑まれてしまう。

正直、菊の良し悪し以上に人形のリアルさが悪目立ちしている気がするね笑

やけにコミカルさが強調された一休さんと、やけにリアル志向を追求した和尚さん。このギャップに思わず吹き出してしまった。

ちなみに、俺の後ろからヨチヨチ歩きの子がやってきて、一休さんの前で硬直していたな笑 「一休さんだけ顔が雑じゃない?」って表情をしていた。

3分ほど和尚さんをガン見する。もしかするとホンモノの和尚さんを展示しているのではないかと疑ったからである。

だが、待てど暮らせど瞬きひとつしない。身じろぎひとつしない。

どうやら人形の和尚さんであるようだ。それを確認した俺は満足して次の展示に歩を進めた。

一休さんショックから立ち直ることなく、最後の展示「鶴の恩返し」を見、迫力ある書を見、小屋を出る。

外に展示されている菊たちを眺めて歩いてみる。

真ん中奥のやつなんかは、ドラゴンボールのエンディングかなんかに出てきそうな感じだね。ひとつ飛び抜けて目立っているように見えた。

あと凄かったのはコレ。キリンの体を菊で作ったやつ。

あと何となくおめでたそうな「令和」を囲った菊の展示もあった。

鴨島大菊人形・菊花展、もし興味のある方は11月17日まではやってるようなので是非どうぞ。吉野川市役所前でやってまーす。

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