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【第2回】徳島県をプレゼンしてみよう!阿波踊り 踊る阿呆編【文化】

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阿波踊りについて

阿波踊りは、日本3大盆踊りの一角を担います。

徳島県として欠かせない一大イベントです。

徳島の県庁所在地・徳島市で行われる阿波踊りは、毎年8月12日から8月15日にかけて開催されます。そして、毎年全国から100万人以上の人を集めておりました。4日間で100万人以上といえば、国内最大規模の音楽フェス並みの動員数といえます。

かなりの高水準な動員数を安定して計算できる阿波踊りは、経済的にも徳島県にとって非常に重要なイベントと言えますね。

そんな阿波踊りの歴史は400年以上にわたるといいます。

だから、江戸時代にはすでに阿波踊りは存在していたことになりますね。徳川家康が、信長や秀吉に対抗して「ホトトギスが鳴くまで待とうか」と考えていたころからあるとなると、相当歴史が古いといえるでしょう。

さて、この阿波踊り。現在様々な大人の事情があって、悪目立ちしています。が、これについては個人的な私見はありません。「いろいろ残念だなあ」くらいの感想ならありますが……。

そんな大人の事情はさておき、阿波踊りについて少し詳しく説明していきましょう。

阿波踊りには、「連」といってグループがいくつも存在し、その連ごとに様々な特徴のある阿波踊りを披露してくれます。企業に勤める方々による企業連もあれば、学生さんたちが集って出来た学生連もあります。

阿波踊りに参加するためには、基本的には、どこかしらの連に入らなければなりません。ですが、飛び込み参加OKの阿波踊りも存在するので、「自由に踊りたいよ」という人はそういう参加の仕方もありです。

男踊りと女踊り

また阿波踊りには、ざっくりと大きくわけて、「男踊り」と「女踊り」とがあります。

文字での表現にも限界があるのでシンプルに、2つの踊りの違いを説明しときましょう。

男踊りは、力強くダイナミックに……。

女踊りは、上品でしなやかに、集団美……

とあります。ですが、厳密な決まりはありません。そして、呼称として「男踊り」「女踊り」というのはありますが、別に男性が女踊りをしようと、女性が男踊りをしようと構いません。阿波踊りの伝統には、案外早い段階から多様化が認められているのかもしれません。

鳴り物

他にも阿波踊りを楽しむ上で様々な要素がたくさんあります。

たとえば鳴り物。

阿波踊りは、鐘を鳴らしたり、太鼓をたたいたり、三味線や篠笛などを用いて賑やかに踊ります。豪快な鳴り物に合わせて激しく踊る連もあれば、正調阿波踊りの基本リズムである2拍子で踊る連もあるわけです。

たしかに決まった型はありますが、必ずしもその型に合わせる必要はありません。自由ですからね。ただ、同じ連の仲間たちと合わせる必要はありますが……。

とにかく元気に楽しく踊りまくるというのが阿波踊りの醍醐味なのです。

さて、ここまでは「踊る阿呆」側について説明をしてきましたが、次回は「見る阿呆」側からの阿波踊りについてご紹介してみたいと思います。いつになるかわからんけども笑 

それではまたごきげんよう。したらなー。

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