床は一面板なのも良いね。昔ながらって感じで。
ちなみに船酔いの心配はないと思う。さっき書いたように、距離も短いから。
まあ船だから多少の揺れはあるけれども、そんなにひどくない。むしろ、悪天候で海が荒れてたらそもそも出航しないから、そこらへんは安心して大丈夫だと思われる。少なくとも遊覧船ほどではない。
俺、船が進むときに水がぶしゃーって波立って、あわあわになるのが好きなんだけどさ、伝わるかな。
↑の写真みたいにサイダー感出るのが好きなんだよ。旨そうだから。
ちなみにちゃんと座れる席なんかもあるからね。ただ先客がいたのと、俺は初めてだったから立って渡船を体感したかったから座らなかった。
ちなみに2階に操縦席?があるっぽい。
やがて、ゴール地点となる土佐泊側に到着。そこには、チャリンコ愛好家たちが黒崎へ行こうと待ち構えていた。到着するなり、彼らは船に愛機と共に乗り込み、くるりとチャリンコを回れ右。どうやらこれがこの船のしきたりのようだ。すぐに降りることが出来るような工夫と言えるだろうな。
そして、俺はというと、ただ船に乗りたかっただけなので、一旦降りてすぐに船に乗り込んだ。
土佐泊側の待合室だけ写真に撮ったので載せておく。
黒崎側と違って、非常にシンプル。
また来た航路を突き進む「なると丸」と俺なのであった。
帰りはひたすら海の彼方をまっすぐに見つめ、海の男気どりで乗船。「なると丸」が弾き飛ばした海水が右目に入って、よく染みた。格好つけるんじゃなかったと思っているうちに黒崎側に到着。
こうして、俺の人生初渡船体験は終了したのであった。