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【鳴門市】黒崎渡船リベンジ だいたい2分の航海【渡船】

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タイトルのとおり。

実は、以前に訪れてるんだけど、やらかして乗れなかったんよね笑

詳しいことは過去記事を読んでもらうとして……。今回は見事にリベンジを果たしたんで、人生初渡船体験記録を四の五のと書いてみようかと思う。

ちなみに今回リベンジするのにあたって、いろいろ鳴門の渡船について調べてみたのよ。そしたら、「ここ数年で利用者激減やら、燃料高騰やらで近いうちになくなってしまうかもしれない」みたいな情報を発見してさ。

でも、今でも渡船を利用して通学している学生さんや、おじいさんおばあさんもたくさんいるそうで。とはいえ1日25往復して、乗船は無料。運営は漁協が設立した会社に委託しているって、テレビで言ってた。なくなったら困る人がいるのも、続けていくのに苦労する人がいるのも、どっちも事実なわけで……。非常に難しい問題だ。

とはいえ、俺に出来ることは、「徳島には、鳴門には、100年くらいの歴史を誇る渡船が令和に生きているぜ」と伝えることくらいしかない。前回訪れたときには知りもしなかった歴史背景を胸に、いざリベンジ!

過去記事の更新日時を確認したら、去年2021年3月末あたりに行ったんやな。となると、もう丸1年以上前の話になるか。「大人になったら時間の経過が早い」とは聞いてたけど、ホンマやな笑

そんな感傷はさておき、今回はきっちり時刻表を確認して訪れたよ。

出航10分前に待合所に到着。相変わらず独特で、どことなくノスタルジックな空間だ。

こんな指名手配のポスターを眺めながら苦笑いしていると、出航の時間となった。(誰や、落書きしたんわ笑)

促されるままに船に乗り込む。その船の名は「なると丸」。なかなかいかした名前だ。

南海ホークスのキャップが潮風にあおられて飛んでしまわないよう気を付けながら、また海に落ちないように気を付けながら、手すりにお腹をくっつけて海を眺めた。

風を切って進んでいく「なると丸」。小鳴門海峡を突っ切っていく。その距離は300メートルにも満たないそうだ。全盛期のウサイン・ボルト選手が本気で走れば30秒くらいで駆け抜けてしまえる距離。

やっぱり船で移動すると、冒険感出て良いよな! 33歳になってもワクワクするもんな笑

床は一面板なのも良いね。昔ながらって感じで。

ちなみに船酔いの心配はないと思う。さっき書いたように、距離も短いから。

まあ船だから多少の揺れはあるけれども、そんなにひどくない。むしろ、悪天候で海が荒れてたらそもそも出航しないから、そこらへんは安心して大丈夫だと思われる。少なくとも遊覧船ほどではない。

俺、船が進むときに水がぶしゃーって波立って、あわあわになるのが好きなんだけどさ、伝わるかな。

↑の写真みたいにサイダー感出るのが好きなんだよ。旨そうだから。

ちなみにちゃんと座れる席なんかもあるからね。ただ先客がいたのと、俺は初めてだったから立って渡船を体感したかったから座らなかった。

ちなみに2階に操縦席?があるっぽい。

やがて、ゴール地点となる土佐泊側に到着。そこには、チャリンコ愛好家たちが黒崎へ行こうと待ち構えていた。到着するなり、彼らは船に愛機と共に乗り込み、くるりとチャリンコを回れ右。どうやらこれがこの船のしきたりのようだ。すぐに降りることが出来るような工夫と言えるだろうな。

そして、俺はというと、ただ船に乗りたかっただけなので、一旦降りてすぐに船に乗り込んだ。

土佐泊側の待合室だけ写真に撮ったので載せておく。

黒崎側と違って、非常にシンプル。

また来た航路を突き進む「なると丸」と俺なのであった。

帰りはひたすら海の彼方をまっすぐに見つめ、海の男気どりで乗船。「なると丸」が弾き飛ばした海水が右目に入って、よく染みた。格好つけるんじゃなかったと思っているうちに黒崎側に到着。

こうして、俺の人生初渡船体験は終了したのであった。

まとめ

いやあ面白かったね。

普段は山の男・徳嶋ダイスケだけど、たまには海の男・徳嶋ダイスケというのも悪くない。

実は鳴門には、全部で3つの渡船が生きている。1つが岡崎渡船。1つが島田渡船。そして、もう1つが今回乗った黒崎渡船である。この3つの渡船はすべて無料で乗れるし、自転車やバイクも乗れる。

地元の人たちにはなくてはならない、とても大切な移動手段なんだよな。

でも、今後どうなっていくのか……。

とりあえず岡崎渡船と島田渡船も乗って、コンプリートと洒落込みたいところだ。

ちなみにこの黒崎渡船の待合所がある近隣は、前にも紹介したかもしれないが、非常にいい感じに海とコラボしたような作りになっており、ちょっとした港町感が出ている。

さて、今度は釣りにでも行きたいものだな。

それでは今回はここまで。したらなー。

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