タウトクを読んでたら、「390円でラーメンが食べられる食堂がある」という情報をゲットした。
ちなみに当サイトでは、これまでに400円を切るラーメンを、過去に2回紹介しているな。
どうやらそのお店は、「このや食堂」という徳島市川内町にあるらしい。昨年(2021年)の秋ごろにオープンしたばかりの新しいお店。どーりで知らないわけだ。
さらに調べてみたところ、他にも面白そうなメニューがあるっぽいことがわかったので、早速休日を利用して訪れてみることにした。
このや食堂は、午前10時30分から午後2時30分まで、午後5時から午後9時までが開店時間となっており、比較的早い時間帯に活動を開始する俺にとっては非常にありがたい時間設定である。(水曜日が定休日だそうだ)
4月某日。午前10時35分。入店。
まだ開店から5分しか経過していないというのに、もうすでにお客さんが食事をしていた。
ば、バカな。俺が一番乗りなはずなのに!
内心度肝を抜かれながらも、綺麗に積まれた黒のトレイを手にして、前のご夫婦の後ろに並ぶ。
このや食堂は、いくつかのメニュー(鶏のから揚げやサラダなど)が予め用意されていて、それらを自分で選びとって、トレイに載せ、会計を済ませてから席に着くセルフスタイルのお店である。
とりあえず、鶏のから揚げだけトレイに載せて、ご夫婦の会計が済むのを待つ。
その間、メニューを見上げて眺めていると気になるものを見つけてしまった。
このや名物 げんこつ唐あげ。豚の網焼き。100円で食えるお子様カレー(小学生以下限定)。市場直送のさしみ・焼魚など、魅力的なメニューに紛れて、「昔なつかしの給食カレー」なるものを発見してしまったのだ。
どうしよう。俺は390円で食べられるラーメンを食べに来たのに、「昔なつかしの給食カレー」にもときめていしまっている。どうしようどうしようどうしよう。
ひとり逡巡しているうちに、ご夫婦の会計が終わってしまっていた。
気づくと俺は言っていた。
「すみません。ラーメンと給食カレーください!」
会計を済ませ、中央らへんのテーブル席に座る。
ラーメンや給食カレーは注文が入ってから作るスタイルだから、あとから店員さんが持ってきてくれるとのこと。なので、こういうメニュー名の入ったプレートが渡される。
心の中では「俺、やっちまったかな」とドキドキしていた。
何しろ俺はこのや食堂のラーメンの量も、カレーの量も知らないのだ。もし、オモウマい店で紹介されるような、てんこ盛りだったら、とてもじゃないが手に負えない。何キロもあるラーメンやカレーを食べきる自信はない……。
一旦、綺麗な店内を眺めまわして落ち着こう。
ふぃ~落ち着いた。
そこへ店員さんがやってきて、「おまちどうさまでした」とラーメンと給食カレーを目の前においてくれた。
おおおお! パッと見、適量で安心!笑
まずは伸びないうちに、冷えないうちにラーメンをいただくとしよう。
本場の味 ラーメン
ラーメンは、豚バラ肉に、ネギ。モヤシといったシンプルなトッピング。「肩肘はるなよ、ブラザー」とほほ笑みかけてくるようなラーメンである。スープは、醤油ベースの豚骨なのかな? 違うのかな?
なるほど。定食屋さんのラーメンとしては、なかなかのクオリティで素晴らしい。
これを390円で食べられるのは嬉しいね。
ちなみに、このや食堂では生卵無料サービスしてくれるので、ここに卵落として食べられるよ。
ラーメンを「大変おいしゅうございました」したところで、給食カレーを食べていこうかしらね。
昔なつかしの給食カレー
良いですね。粒立つお米の炊き具合。ほどよくとろけた野菜とお肉。香りはほのかに甘く、かすかに辛くを予感させる、多くの人々に馴染み深いであろうカレーの匂いだ。
給食カレー、いただきます!
うはーうはーうはーはー。
銀の丸いスプーンで食べるんだけど、給食感出てて良いね笑 (俺の地域じゃ先割れスプーンだったけども)
肝心のカレーも旨い。お米の炊き加減が好みで、隙間から空気が出入りするような感じで大好きだ。甘すぎず辛すぎず、子どもでも食べられる給食カレー。こりゃいいや。
まあ基本カレーは旨いもんだから、もんどりを打つほど衝撃が大きいわけじゃない。でも、ちゃんと旨いから嬉しいね。
で、唐あげなんだけども、美味しかったんよ。美味しかったんやけど、写真撮り忘れた笑
多分、このや名物 げんこつ唐あげだったんだろう。冷えてしまってんだけど、旨かった!
ただこの手のお店で気をつけなきゃいけない注意事項を載せておこう。好奇心のままに小皿をトレイに載せると、結果予算オーバーするから気をつけろ!笑
以上、このや食堂レポでした。ごちそうさまでした。したらな~(*´▽`*)