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【贅の極み男】くるくるなると大渦食堂にて飯を食う【道の駅】

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前回までのあらすじ

今年新たに誕生した道の駅くるくるなるとを探索した俺は、「あと半時間待てば、ココで飯にありつける」ことを知り、苦手な「人混み・行列・渋滞」をあえて味わってみることを決意する。

ちなみに道の駅くるくるなるとには、2つ食事処が存在する。

まずひとつが、パスタや野菜などのオシャレなプレートが楽しめるホレタテキッチン。

そして、もうひとつが、

大渦食堂

大渦食堂では、主に海鮮や肉などをメインにした食事が楽しめる。他にも徳島ラーメンなどもあり、たくさんのメニューが存在する。

今回はホレタテキッチンではなく、大渦食堂で食事をとることに決めた。

ところがどっこい。

俺が大渦食堂前に到着したときには、もうすでに50人もの人が並んでいた。開店15分前でこのありさまである。これまでの俺なら、「誰が並ぶか!」と人のいない方、いない方へと即移動していただろう。

だけど、今回は違う。「人混み・行列・渋滞」をあえて楽しもうという目的もあったため、久しぶりの大嫌いを堪能しながら、「何を食べようかな」と期待に胸を膨らませつつ待つことにした。

午前10時 大渦食堂 開店

待つこと15分。待ちに待った大渦食堂オープンのときである。

そこから順番に食券機で思い思いの注文を済ませていく、お客さんたち。そんな彼ら彼女らの後ろ姿を眺めながら、俺はボケーッと並んでいた。

俺の前後には見知らぬ子連れのファミリーがいて、子どもたちの自由な言動を繰り出すのが面白く、思いのほか行列に並ぶという苦行が楽だった。

そして、そこから更に25分。ようやく俺の番がめぐってきた。

「ここは大嫌いに挑戦したことと、2年ちょい頑張ったことと、新たな門出を祝して奮発してやろう」と思い、お金を入れて、食券を購入。俺が選んだのは……。

うにイクラ贅沢丼。3380円なり。

ランチにしてはなかなかの金額でしょ笑 薄給の俺からすれば清水の舞台から飛び降りて、弾んで屋根に飛び乗るくらいの奮発だ。

そして、記入された51というのは、俺の注文番号。つまり俺の前に50人お客さんがいたという証明。いやあ、俺、よく並んだよ。人生でこんなに飯で待ったことなんて多分ないもん笑

そこから、モニタで自分の注文番号が表示されるまで再び待機。10分ほど待ったところで、お待ちかねの「51」が表示。エリア51みたいで格好いい。ウキウキしながら取りに行くと、店員さんが「美味しいお召し上がり方」をざっくり説明してくれた。

が、多忙を極めすぎててパニックになっていたんだろうね。あんまり説明がわからないまま商品を受け取り、席に着く。まあ醤油がありゃ旨いだろ。こまけーことはどーでもいいんだ(*´▽`*)

うにイクラ贅沢丼

画力ヤバくね?笑

うにと大トロかな?とイクラ。こんなんもう宝石箱やん!

ドン!

さて、いただきます!

両手を合わせて一礼していると、他のお客さんに見られて恥ずかしかった笑

それはさておき、喰らう!

とりあえず醤油をかけて……っと。

まずうに。サルバドール・ダリは、絵を描く前に摂るべき食事に「うに」をあげていたな。どういう理由だったかは忘れたが、3ダースぶんくらい食えって書いてた気がする笑

旨い。「ミョウバン使ってないね」と将太の寿司で仕入れた知識を思い出しながらムシャムシャ。滑らかな食感に満足。

大トロを喰う前に、ワサビを摘まんでぱくり。ほほう。悪戯に辛くねえし、ツーンとし過ぎねえ。

大トロ。嗚呼、言わずもがな。旨し!!!!!!

肉厚で存在感凄まじいのに、とろけてしまう。程よい脂が醤油とワサビとよく合いますな。

そして、イクラ。これでもかとたっぷり入ったイクラをかきこむ。行儀が悪いと言われるかもしれんが、丼ものというのは「かっ食らうのが一番旨い」から仕方なし。

ちくしょう。うめえ!笑

どれもこれも、いちいち旨い。

さて、途中で味変として「胡麻だれ」を少し垂らす。そして、同じ順番で食べ進めていく。旨い。

そして、本当は第3の味変「魚介出汁」なるものがあったそうなんだが、どこにあるかわからず、探すのも面倒だったため、そのまま全部食べ切ってしまった。

ごちそうさまでした!!!!

「いただきます」から「ごちそうさま」まで、約3分。海の幸は鮮度が命。最速で喰らうのが一番旨いというのが俺の持論。なので、高速でいただいた。

大変おいしゅうございました。

というわけで、道の駅くるくるなると冒険活劇は以上。

まとめという名の余談

ちなみに、この大渦食堂には名物メニューがある。

それは、くるくる大渦 海鮮絶景丼という超巨大海鮮丼である。たしか総重量2.5キロを誇る巨大海鮮丼で、それはもう見た目のインパクトも半端ではない。

俺が訪れた5月2日にも、とあるお客さんが注文していたのだが、大渦食堂の人がチンドン屋のように大騒ぎしながら、「シャンパン入りました~」みたいなノリで、「くるくる大渦 海鮮絶景丼入りました~」と運んでいたのが印象的だ。

他のお客さんも面白がって歓声を上げたり、拍手を送ったりと盛り上がっていた。(俺もこっそり拍手した笑)

目立ちたがり屋には嬉しいサービスであるが、目立ちたくない人からすれば、なかなか辛いサービスかもしれない笑 5000円ちょいで超目立てるので、そういうのが好きな方はぜひ注文して思い切り目立とう!

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