職場の近くに新しくラーメン屋さんが出来てたのは知ってたの。でも、オープン直後ってやたら混むから、それがおさまるのをずっと大人しくお利口さんに待っていたんだ。で、ようやく食べることが出来たので、今回はその話を。
徳島市東沖洲に新たに誕生したラーメン屋さん、それは……。
藤中 徳島本店
阿南の名店・藤中の店主が、先代藤田中華に惚れ込み、その味を守るために引き継いだ中華そばが食べられるようだ。徳島県を紹介するブログをはじめて5年を突破したというのに、いまだに徳島のラーメン事情に疎い俺は、恥ずかしながら藤田中華という名店を存じなかった。が、写真で見る限りとても美味しそうなラーメンが食べられそうなので、ウキウキしながら入店した。
ちなみにこの藤中 徳島本店さんは朝ラー可能なラーメン屋さんとしてオープンしたものの、店主さんの想像を上回るお客さんの数だったそうで、現在は午前6時~午前8時の部は中止となっているのでご注意。(2023年7月14日現在)
ただ、それでも午前10時30分から開店するのでラーメン屋さんとしては十分早い部類である。
午前10時30分から午後3時まで(売り切れ次第終了)やって、午後5時から午後8時まで店を開けているっていうんだから、凄い気合いだよね。
店に入るなり、左手側にいかにも最新式の食券機があって多少戸惑いながらも無事に食券を購入。ほぼ開店と同時入店だったため、後ろに他のお客さんがいなかったのが救いだった。
さらに進むと、店の奥から「お席でお待ちください」という活気あふれる声が聞こえた。なるほど。食券買った時点で注文が通ってるんだな。とりあえずテキトーな席に座って待つことに。
お客さんが他にいないからこそ撮れる店内写真。みよ、この領収書を。0001!
店内に張り付けられた看板たち。俺ね、別のラーメン屋さんのだけど、こういうの取付する仕事もやってたのね。で、俺は非常に不器用なもんでやたら時間かかって、お店に迷惑をかけたことがある。でも、店長も女将さんも、お客さんもみんな優しくてありがたかったなあ。
ちなみにそのお店はもちろん徳島県内にあり、今もバリバリ営業中だ。
コショウや七味(ないし一味)以外にも、ラーメン用たれなるもの発見。でも、こういうのって大抵見つけたときには「よし、今日は使ってみよう」と思うんだけど、いざ食べ始めると忘れちゃうんだよな。使ってみた試しがあるのか、記憶に残ってないくらいである。
藤中のつぶやきっていうラミネート加工されたのがあったので熟読。
相当なこだわりをもってラーメンを作っているのがよくわかるね。「是非最後の一滴までご賞味下さい!!」か。難しいな笑
もう一枚ラミネート加工されたのがあったので引っ張り出してみると、今月3日までは夜営業(午後5時~午後8時)やってなかったらしいことを知る。しかも、平日限定での復活のようだ。ここもご注意。
なんてことをメモしていると、音楽が鳴り、アナウンスが入った。「1番でお待ちのお客様~」的なヤツ。「1番? 俺っちのことじゃねえか。大急ぎで取りにいっからよ、待ってやがれ。俺のラーメン!」という気持ちでカウンターまで取りに行く。
そして、席に戻り、一枚だけ写真を撮る。(基本食べ物を撮るときは一発撮りです。旨そうに見える写真よりも旨く食べるのが重要だから)
中華そば(大)
具材は海苔。ネギ。メンマ。デカめのチャーシュー。スープはアレかね、いわゆる醤油とんこつ?かな。全部飲み干してくれというくらい強いこだわりを持って生み出されたスープ。まずはコイツをひとすすりだ。ずずずー。
うまい!
デカいチャーシューをどけながら、見えない麺を引きずり出す。すると、少し太めの麺が顔を出した。そのまま持ち上げ、ふうふう。肺にたまった空気が0になった勢いを利用して、そのまま麺をすすり込む。ずずずー。
うまい!
大きなチャーシューはほろほろで、でも脂っぽくなく胸肉っぽい感じであっさり。これ肝なんじゃないかと思った。というのも、スープは濃くはないけど、主張ある味わいなのでチャーシューがジューシーだとクドくなるおそれがあると感じたから。
きっとスープに合わせたトッピングがなされているんだろうなと思った。
いやあ、旨いね。で、案の定「是非最後の一滴までご賞味下さい!!」と読んだのを忘れて、さらにもうひとつ忘れてラーメン用たれを使うことなく、ごちそうさまと返却口へと持っていく俺であった。
でもまあお店の方に「ごちそうさまでした。うまかったっす」と伝えられたので十分満足だ。
いつか朝ラーが復活したらもう一度訪れてみようかな。今度はつけ麺を食べようかしらね。
それではまた、したらなー。
ちなみにここの駐車場は16台とめられるので、結構ゆとりある感じに見えるけど、12時がせまってくるとドンドン埋まってくるのでご注意。一番手前が障がい者用となっていて、バリアフリー。