吉野川 徳島企画 徳島県民による徳島観光 文化

【B3リーグ】徳島ガンバロウズ開幕戦ふわふわレポート~VS香川ファイブアローズ~2連戦 後編【バスケットボール】

投稿日:

12月24日。クリスマスイブである。

前日の敗北を引きずりながらも、早起きをし、支度を済ませた俺はある種の覚悟を胸に抱いて自宅を出た。2連敗は観たくない。俺は徳島ガンバロウズの勝利を見届けたいのだ。願掛けのようなつもりで、会場2時間くらい前から並ぶことにした。

午前9時。駐車場解禁と共に無事日本フネン市民プラザの駐車場に車をとめる。こればっかりは地の利を活かせたなと思う。本当は遠方からお越しのお客さんに譲るべきなんだろうけど、俺にも事情があるのでご容赦。

さすがに誰もいないと思っていたが、10人くらい並んでいた。なんという気合い。

俺もファンクラブ会員が並ぶ列に着いた。寒い。が、これは願掛け。2時間寒風に晒されるだけ。

あっという間に開場時間。気付けば長蛇の列。日本フネン市民プラザの入口前の広場は、うねりを上げる大蛇のような人の列で賑わっていた。(ちなみにファンクラブ会員は、15分早く入場できる)

手荷物検査を済ませ、チケットを見せ、チェックとバロウとハイタッチをし、気合い入れて応援すべく、まだ買ってなかった名前タオル(若狭選手)を購入して、いつもと同じ1番1列の席へ向かう。

選手たちのアップを眺める。

おや? みんな、フリースローの精度増している気がする……。駒水選手は3ポイントをポコポコ決めている。良いね。昨日の敗戦から調整しまくってきたのだろうな。

俺の推し、若狭選手登場。

若狭選手は丁寧にボードに当ててフリースローを打つ。俺が、若狭選手推しなのは、こういう基本を丁寧にするギャップが格好いいと思っているからだ。フォームも真似をしたいくらい綺麗だと思う。

さて、ここまででお気づきの方もいるだろう。そう、今回は一切写真を撮っていない。(使用している画像は過去の使いまわしか、フリー画像ばかりだ)最初から「今日は何も撮らない。応援一本に全力を注ぐ」と決めていたからだ。俺なりの誠意である。

昨日と同じく、チアダンスに励まされ、四国放送・森本アナウンサー、緒方アナウンサー、おもぞうが会場を盛り上げ、そんなこんなで試合が始まった。

試合結果

1Q 25-25
2Q 18-22(43-47)
3Q 18-23(61-70)
4Q 11-24(72-94)

試合開始直後は、先制するなどイイ感じでペースが握れていたのではないかと思う。この日誕生日を迎えたドーソン選手の調子が良いようで、早々に15得点するなど大暴れ。若狭選手の技ありの2ポイントシュートも観られ、上機嫌。

第2Qも悪くない展開が続いた。開始早々ランダル選手によって勝ち越されるものの、すぐに若狭選手が見事な3ポイントシュートを決め、ふたたび勝ち越す。このシュートを俺は、ちょうど真後ろから観ていて、高さこそ違えど同じ方向、角度から見上げられたのが嬉しかった。

ただ、じわりじわりと詰め寄ってくる香川ファイブアローズ。

立ちはだかってきたのは、やはりあの選手。松井啓十郎選手である! 

的確にポイントを重ね、ふたたび主導権を握られてしまう。しかし、ガンバロウズも粘る。ジャワラ選手が得点し、ふたたび試合をひっくり返した。だが、直後にランダル選手に逆転の2ポイントシュートを決められる。ファウルによるフリースローのおまけつきだ。それでもジャワラ選手が得点して同点に。

ところがどっこい。松井啓十郎選手の3ポイントで勝ち越されてしまう。

また突き放されてしまうのかと思ったが、塚本キャプテンの3ポイントなどもあり4点差で第2Qを終える。

第3Qは早々にダマ選手に得点されてしまうものの、塚本キャプテンが3ポイントを決めて差を縮める。しかし、ファイブアローズのラベネル選手、木村選手による連続3ポイントを決められ、差を広げられてしまう。それでも粘りを見せるガンバロウズ。コームズ選手がフリースローを2連続で決め、本日絶好調なドーソン選手、若狭選手2本目の3ポイントシュートなどで主導権を手繰り寄せる。

しかし、対するファイブアローズはド派手なダンク、堅実なフリースローを着実に積み重ね、一歩一歩と勝利へと近づいていく。気付けば9点差をつけられて第3Qが終了

運命の第4Qスタート。コームズ選手、ドーソン選手の2桁得点コンビの活躍もあり、一時は4点差までにじり寄ったガンバロウズ。だが、第4Qフリースロー7本、3ポイント1本という松井選手らの活躍に阻まれ、22点差をつけられたまま試合終了。

ガンバロウズは初の2連敗を喫した。

これで俺の生観戦は4戦全敗。

完全に疫病神である。

8度の敗北のうち4つを観ているわけだが、これは辛い。疫病神は観に行かないほうがいいと思ったが、特殊能力・天邪鬼が発動。こうなれば意地でも勝利を見届けてやろうと思い、決めました。

毎試合観に行くのは現実的ではないが、観に行ける試合はすべて生で観る。勝つまで生観戦企画スタートおい、徳島ガンバロウズブースター。覚悟しろ。疫病神がやってくるぞ。とりあえずガンバロウズの勝利を見届け、疫病神を卒業するのが目的。

いやあ、でも悔しいな。

強かったぞ、香川ファイブアローズ。だが、次は負けねえ!

それにしても応援し過ぎて喉がやられた笑 もっと腹式呼吸をマスターして、肚から声を出さんと。発声練習が大事だな。応援の基本。頑張ろう。

それから願掛けも無意味なのがわかったので、今後は願掛けはしない笑

全部敗戦ではあるものの、それでも見所がたくさんあるのが救いだ。

とりあえず、今回はここまで。それではまた、したらなー。

-吉野川, 徳島企画, 徳島県民による徳島観光, 文化

Copyright© 週刊トクシマ , 2024 All Rights Reserved.